こととも保育園もりやま

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たのしかったスペシャルるりタイム

こんにちは。
4、5歳児やまぶき、
るり組担任の西田和世です。

毎年この時期、
ことともキャンプが行われています。
るり組は
この貴重な体験に
期待を寄せている子が多いです。

しかし、今年度は
最近のコロナウィルスの
爆発的な感染を鑑み、
残念ながら
中止せざるを得ない状況と
なってしまいました。
子どもたちはもちろん、
私たちも悔しくてなりません。

 

ですが、その中でも
できることはあるのではないかと
計画したのが、
『スペシャルるりタイム』です。

 

るりタイムとは
他のクラスの午睡中に
るりのみの活動をする時間のこと。

その時間が大好きな子どもたちは、
一日中『るりタイム』になることを伝えると、
「ヤッター‼」と両手を上げて大喜び。

この喜びようにこちらまで嬉しく、
思いに応えたい気持ちが
大きくなりました。

 

まずはグループを作り、
話し合ってグループ名を決め、
グループのシンボルマークを描きました。

するとなんと、
前日に手紙が届き、
シンボルマークがバッチとなって
招待状に変身したのです。

 

 

嬉しくてたまらない子どもたちは、
お互いに「似合う!」と言い合い、
ますます明日の
スペシャルるりタイムへの
ワクワクが膨らんでいるようでした。

 

その時、子どもたちから聞かれた言葉が、
「かずよさんの分がない」。

 

るり組15人分のバッチはあっても
担任の分がないことを気にし、
どうしたらいいか対応策を
考えてくれたのです。
私もクラスの一員であると
思っていてくれること、
その優しい気持ちに感激しました。

 

当日は朝から手作りの
有松鳴海絞りのTシャツを着て、
「何が始まるんだろう」と大興奮。
グループごとの意気込みも
力が入っています。

 

午前中はフォトフレーム作りをし、
昼食は別世界になった
テラスで食べました。

その後、るり組に
またまた手紙が届き、
ゲームに挑戦することに…。
それも友だちと協力すると
良いことが待っていると
書かれています。

 

5つのコーナーがありましたが、
どのコーナーでも
グループの友だちを意識し、
一緒に乗り越えたり、相談したり、
喜び合ったりする姿が印象的で、
その雰囲気はクラス全体に広がり、
みんなで協力し合っています。
手紙に書かれていたことを
しっかり守っているのです。

 

クリアしてもらった
幾つもの封筒を開けると、
中からパズルのピースが出てきて、
それをつなげていくと
答えが見つかりました。

 

「テラスに行ったら、
かき氷が食べられるんじゃない?」

 

 

別世界のテラスに
かき氷屋さんが登場し、
大好きなかき氷を
たっぷり食べることができました。

しかも、テントなども設置され、
気分はキャンプそのもの。
テントの中に入って寝転んだり、
かくれんぼしたり、
椅子に座ってくつろいだり、
バーベキューごっこをしたり、
この上ない笑顔ではしゃぎまくり、
「夢みたい」と頬をつねって
確認する子もいるほどです。

 

通常通りキャンプがあったら、
テントに泊まることや
一緒に料理をすること、
夜の保育園であそぶことも
できたでしょう。

でも、この行事を通して
経験してほしいことは
‶目標に向かって友だちと協力し合うこと″や、
‶力を合わせることで得られる喜び″
‶クラスの一体感″です。

 

今回の『スペシャルるりタイム』を通して
願う経験ができ、
思っていた以上に心の育ちが感じられ、
素敵な表情を見ることができたこと、
共有できたことが嬉しく、
これからがもっと
楽しみになりました。

協力してくれた皆様に
心から感謝しています。

 

 

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