つながるあそび

こんにちは、
もも組担任の原です。

歌うことが大好きな子どもたちから
クリスマスソングが聞こえてくる
季節になりました。

一緒に歌うと、
こちらもウキウキした気分になります。

そして、
「サンタさんにどんなプレゼントをお願いするの？」
と聞くと、うれしそうに教えてくれますよ。

クリスマスソングの他に、
もも組の部屋で流行っている歌があります。

それは“勇気１００％”です。

運動会ごっこで見た、
るり組さんのパラバルーンで使われた曲で、
おうちでも耳にしたことがあるようです。

もも組のコンサートは
ある日突然開催されます。

保育室、テラス、公園でも…。
“きらきら星”“どんぐりころころ”などを歌っていると、
「あさぎ組さんから、
どんぐりマラカスを借りてこよう」と、
マラカスを鳴らしながら
コンサートが始まりました。

「次は何を歌おうか？」と
みんなが考えていると…。
「がっかりして♪」と歌い始めたAちゃん。

すると、Aちゃんに合わせて
歌い始める子どもたち。

でも、歌詞がよくわかりません。

「るり組さんが使ったのがあるよ」と
CDラジカセがもも組の部屋に登場しました。

子どもたちの目がキラキラ輝き、
音楽が流れるのを楽しみにしています。

曲が流れると拍手が起こり、
マラカスを鳴らして歌う子。
マイクにして歌う子。
ノリノリで歌い、曲が終わると
「もう１回！」とリクエスト。

楽しかったコンサートを思い出して
「どんぐりのやつ、作りたい」と
散歩先で拾ったどんぐりで
マラカスを作ることになりました。

容器を手にして、
箱に入っているどんぐりを
入れていきます。

作っているとだんだん楽しくなり、
容器いっぱいに詰めて、
「音がしないね」と気づきます。

大きなどんぐりをぎゅっと入れて
「出なくなっちゃった」

入れて出してを繰り返し、
出した時のどんぐりが
箱の中に落ちる様子や
音を楽しんでいる子もいました。

また、どんぐりを振って
「音がする！」と
発見した子もいましたよ。

歌を歌うことから始まった
マラカス作りです。

それを作るための過程を楽しみ、
使って遊ぶことも発見しました。

あそびが子どもたちの
力になっていると感じています。

これからこのマラカスが
どんな風に変わっていくのか。

子どもたちの声を聞き、
遊びにつなげていきたいと思っています。