てあそび
雨が降る日が続いていますが、
誇らしげに傘をさす子、
長靴を履くのが嬉しくて仕方ない子など、
雨の日にも子どもたちにとっては
楽しいことがたくさんあるようです。
こんにちは、
フリーのペッマニーです。
今回は雨の日に室内で
大人も子どももほっこりできる、
てあそびのお話をしたいと思います。
「いもむしごーろごろ」が聞こえると、
子どもたちはカーペットや床の上にごろん。
大人も一緒になってごろんすると、
嬉しくて仕方のない様子です。
「ひょうたんぽっくりこ」で
よいしょと起き上がって、
こちらも起き上がったところで
目が合うと、にこにこ顔。
すぐに自分からごろんして
「はい、もう一回よ」と
教えてくれます。
最近、はぐみので
よく聞こえてくるのは
「てんとう虫さんお散歩」
というフレーズです。
小さなてんとう虫さんが、
あっちにこっちに
ちょこちょこちょこ。
ひとやすみで止まるのが
おもしろくて、
子どもたちはまだかまだかと
目をキラキラさせて見入っています。
「しりしりしり」という
てあそびもあります。
「いちり」で足の指に触れ、
「にり」で足首、
「さんり」で膝の辺りまで登ると
「しりしりしり」と言って
くすぐります。
シンプルなふれあいですが、
子どもたちは何度も何度も
「してして」と足を寄せてきます。
雨の季節にぴったりなのは
「ぽっつんぽつぽつ」という
うたです。
まずは大人の手で、
そして大人の指と子どもの手で、
すると、そのうち子どもたちは
自分の指と手で
「ぽっつんぽっつん」を始めます。
泣いている時や、
眠くて目が閉じてしまいそうな時も
「ぽっつん」が聴こえてくると、
自然と手が動いている子もいます。
子どもと大人がつながる瞬間には
いろいろな場面があると思います。
気持ちが伝わった、
空気を共有できたと
感じることもあるでしょう。
そのひとつとして、
お気に入りのてあそびを見つけて、
穏やかな時間が楽しめるといいですね。