こととも保育園もりやま

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梅仕事

平年よりも早く梅雨が明け、
急に気温が高くなり
暑い日が続いていますが、
子どもたちは元気いっぱいです。

先日、梅雨とともに、
はぐみのにやってきたのは梅。
6月中旬に無農薬の梅が届き、
いい香りが漂ってきました。

こんにちは。
キッチンのまりです。

届いた梅で早速、そら組さんで
「梅ジュース作り」をしましたよ。
材料は梅と氷砂糖。
手軽にできるのもいいですね。

子どもたちはテーブルに置いてある
梅と氷砂糖に興味津々。
梅を触ってみよう。
どんなにおいがするかな。
「つるつるする」
「りんごみたい」
「赤いところがあるよ」
「果物みたい」
「いいにおい」

氷砂糖はどうかな。
「これなに?」
「氷みたい」
「かたいね」

ちょっとなめてみよう。
「甘い」
「冷たい」
「りんごの味がする」など、
思い思いに感じたことを
教えてくれました。

梅を観察した後は、
いよいよ「梅ジュース作り」です。

まずは、ペーパータオルで
梅を一つずつやさしく丁寧に
拭いてきます。

子どもたちの手に
収まるくらいの大きさの梅は、
ペーパータオルにくるみ、
両手で大事そうに拭く子、
表面をなでるように拭く子、
あっという間にきれいになりました。

今度は竹串を使って、
梅のヘタ取りです。

「ヘタどこかな」
「あったあった!」
「ここ、とるの?」
「どうやってやるの?」

大人のお手本を見てから、
真剣な顔で挑戦です。

「上手くできない」と言っていた子も、
「もう一回やってみよう」の声かけで
再度挑戦すると、
「できた!」と、目がキラキラ輝き、
「もう一つもう一つ」と梅に手が伸びます。

ヘタ取りで竹串の扱いに慣れたようで、
次の梅に穴をあける工程では
上手に穴あけができました。

いよいよ、瓶に梅と氷砂糖を
交互に入れていきます。
最初は、みんなで一斉に
「梅を入れよう」
「次は氷砂糖を入れよう」と
声かけをしていましたが、
途中から瓶に梅を入れる子、
氷砂糖を入れる子、
自然と役割分担ができていて
楽しそうに協力し合いながら
行う姿が見られました。

この季節だからできること。
季節の恵みを瓶の中に詰めこんで、
じっくりと時間をかけて
出来上がりを待ちます。

子どもたちは毎日、瓶をながめ、
「まだかなー」
「ジュースが出てきた」
「色が変わってきたよ」と
日々の変化を楽しんでいます。

実はもう一種類、
梅の入った瓶が遊戯室に並んでいます。
こちらは大人たちの
梅仕事「梅干し作り」。
職員が瓶を持ち寄って
梅干しを仕込み中です。

昔から受け継がれてきた
季節のものを加工して
おいしくいただく食文化。

できあがりまで、
少し時間はかかりますが、
これからも大切にしていきたいと思います。

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