こととも保育園もりやま

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ほしちゃんといるかくんの存在

こんにちは。
4、5歳児、
やまぶき、るり組担任の西田です。

るり組にとって、
とても大切な仲間がいます。

こどもの日が近付いてきた頃、
「みんなで大きなこいのぼりを作りたい」
「親子のこいのぼりがいい」
と話し合い、
力を合わせて製作したのが、
お母さんこいのぼりの
‶ほしちゃん″と
赤ちゃんこいのぼりの
‶いるかくん″です。

子どもの日はもちろん、
その後もクラスの一員として、
一緒に過ごしてきました。

 

 

玉ねぎの収穫後にはご馳走し、
新茶や梅ジュースも飲ませてあげ、
水分が染み出て漏れてくると、
「おもらししちゃった」と
雑巾で拭き、
大雨の時にはかわいそうだからと
室内に入れ、
絵本を読んで寝かせてあげたり、
ままごとコーナーであそんだり、
ほしちゃんたちに乗って
絵本を借りに行ったり・・・。

 

 

いつもウッドデッキで
バケツ稲を見守ってくれているのですが、
稲の穂が付き始めた時には感激し、
「暑い中いつもありがとう」と
一緒にプールにも入りました。

 

 

そのお返しとばかりに、
ほしちゃんといるかくんから
シャボン玉をプレゼントしてもらい、
お互いに思い合い、仲良しです。

そんな中、先日るり組は
スペシャルるりタイム
(旧ことともキャンプ)がありました。

初めてのお泊まりに
ドキドキな子どもたちですが、
「ほしちゃんといるかくんは
いつも泊っているから先輩だね」
「よろしくね」と、
安心材料の一つとして
頼りにしている姿が見られました。

でも、夜になると、
その2匹が急にいなくなり、
その場所には
河童の絵がついた手紙が・・・。

2匹からのおたのしみへの
お誘いだったのですが、
夜の暗さや河童の絵、
‶きもだめし″という言葉に慌てたり、
泣き出す子が続出。

かき氷パーティでお化け屋敷を作り、
絵本『おばけのきもだめし』に
親しんできた子どもたちですから、
想像が膨らみ、
怖さが倍増しているのかもしれません。

2人組ずつ2階へ行き、
手紙に書かれた場所を探検すると、
おばけが描かれた手紙があります。

怖くてドキドキなので、
見つけると大慌てで、
一目散に走ってみんなの待つ部屋へ。

 

それを繰り返していくと、
最後にはほしちゃんといるかくんから
ご褒美のアイスクリームが待っていました。

そのアイスクリームには
2匹のマークがついていて、
「おいしいね」
「これを食べたらパワーが出たよ」
「ほしちゃんといるかくんありがとう」。

そして、
「このマークを付けてたら
おばけをやっつけられるんじゃない?」
という意見から、
みんなで胸につけて、お守りに。

寝る時は廊下に2匹を連れてきて、
見守ってもらいつつ、
お守りバッチを近くに置いて
安心感の中でぐっすり眠りました。

朝、目覚めるとバッチを探し、
全員胸につけて散歩に行ったほど、
大事な思い出のバッチとなりました。

 

 

ほしちゃんといるかくんの
存在が勇気をくれ、
背中を押し、経験の幅を広げ、
より友だち関係を深めてくれています。

日頃から大切な仲間として
関わってきたからこその
賜物ではないかと思います。

怖くて泣いてしまった子も
「またスペシャルるりタイムやりたいな」
「怖かったけど楽しかった」
「昨日に巻き戻ししたい」と
全員が惜しみながら終わった
スペシャルるりタイム。

2匹に見守られながら、
みんなで楽しんだ充実感は、
何物にも代えがたい
素敵な思い出になったことでしょう。

スペシャルるりタイムは終わっても、
これからも2匹や
友だちとの時間は続きます。

たくさん関わりながら、
一緒にいろいろな
経験を積んでいくことでしょう。

そして、今回のように
どんなことがあっても一緒に
乗り越えられるのではないかと思います。

これからの成長がとても楽しみです。

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