こととも保育園もりやま

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やってみようとするきっかけ

年が明け、あっという間に
2ヶ月が過ぎました。

最強寒波に見舞われた中、
戸外では寒さに負けず
元気に走り回っていた子どもたち。

こんにちは。
4歳児やまぶき組担任の加川です。

園庭ではるり組さんと一緒に
ドッジボールを楽しんでいます。

もともとはるり組さんが遊んでいたのですが、
「やまぶきさんも一緒にやろうよ!」と
誘ってくれたのがきっかけです。

今まで遊んでいた
転がしドッジボールのルールとの違いに、
最初は戸惑っていた子どもたちでしたが、
るり組さんにルールを教えてもらいながら
遊んでいくうちに、
すっかりルールを覚え、今では
「ドッジボールやりたい!」と、やる気満々。

友だちの姿を見て、
「ぼく(わたし)もやりたい!」と、
日ごとにドッジボールをする子が増えていきます。

憧れやリスペクトといった想いから、
意欲や関わる力が育っています。
異年齢合同ならではですね。

赤チーム、白チームにわかれて、
るり組さんを筆頭に
それぞれ外野、応援団、ジャンプボールと
役割を決めます。

最初は遠慮がちだった
やまぶき組の子どもたちでしたが、
慣れてくると、
「はい!外野がいい!」と
発言するようになりました。

そして、始まる前には
恒例の気合い入れを行います。

「赤(白)組がんばるぞ!えいえいおー!」と、
どちらのチームもやる気十分です。

ボールに当たらないよう、
必死に逃げる子や
転がってきたボールを
相手に当てようと投げる子など、
それぞれで、
審判をしているこちらも思わず
声が出てしまうほど大盛り上がり。

しかし、楽しいばかりではありません。
当てられたのが悔しくて
泣けてしまう子も…。

投げ方はまだまだぎこちないですが、
どの子もみんなドッジボールを楽しんでいます。

また、お正月あそびをきっかけに
コマ熱が再燃しています。

久しぶりだということを感じさせないほど、
上手にコマを回していく子どもたち。

コマを回す時、
「いち、にの、さんで!」と
掛け声を出して回す子、
腰に手を当てて回す子など、
一人ひとりオリジナルなやり方があり、
おもしろいです。

そんな中、
やまぶき組で初めてコマ挑戦をし、
コマ名人になったAくんとBくん。
名人になったらもらえるキラキラコマを
どれにしようか悩んでいる姿が印象的でした。

それからCちゃん、Dくんもコマ挑戦し、
見事にコマ名人になりました。

現在、コマ名人は4人。

彼らに刺激を受けたのか、
コマ回しにはたくさんの子どもたちが集まってきます。

今まで一度もコマを触ったことがない子も、
やってみようかなと挑戦。

はじめは紐がうまく巻けなかったり、
なかなかコマが回らなかったりと
苦戦していますが、
友だちやるり組さんに教えてもらいながら
一生懸命に取り組んでいます。

以前は
”できないからやらない”
”失敗するからやりたくない”という
姿がありましたが、
自分から“やってみようかな”と
挑戦する姿に成長を感じました。

身体だけでなく、心も成長していたことに
気づかされた瞬間でした。

進級することを楽しみにしている
やまぶき組の子どもたち。

周りを見て、聴いて、感じて、考えて、
「やってみたい!」と
なにか挑戦する“きっかけ”を
つくっていけたらいいなと思っています。

そして、うまくいかないことがあっても
自分自身の力で、また仲間と一緒に
乗り越えてやり遂げる力を育んでいきたいです。

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