こととも保育園もりやま

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アイスクリーム屋さん、始めました。

こんにちは。

2歳児うさぎぐみ担任の可児です。

 

空にはもくもくと大きな入道雲が見られたり、いつしか園庭には夏の風物詩、セミの鳴き声が響き渡り、いよいよ夏も本番を迎えましたね。

 

先日、この時期子どもたちが楽しみにしている、夏の恒例行事である夏祭りが開催されました。

少し前のブログでも、縁日コーナーに並べてもらう焼きそば作りの様子を載せてもらいましたが、準備の段階から夏まつりに期待を寄せ、ワクワクしながら参加した当日。

縁日コーナーで自分たちの作った焼きそばを買えたことが嬉しくて「焼きそばもらった~」とニコニコで見せてくれる子がたくさんいました。

 

家に帰ってからも、保護者の方やきょうだいと一緒に、もらった食べ物を使ってお店屋さんごっこを楽しんでくれていると、いろいろなご家庭から嬉しい報告をもらいました。

これでお店屋さんごっこを終わってしまうのはもったいないと思い、子どもたちに「他にはどんなお店屋さんがしたい?」と聞いてみると、すぐさま「アイスクリーム屋さん」「ジュース屋さん」という答えが返ってきました。

 

子どもたち自身もノリノリで「いつやるの?早くやりたい!」と、次への期待でいっぱいでした。

 

 

まずは、アイスクリーム屋さんから準備を進めることに…

好きな色のエプロンとナフキンを付けたら、気分はもうアイスクリーム屋さん。

 

一人ひとり、どんな味のアイスにしようか想像しながら、ベースとなる折り紙を選ぶところから始め、

どれにしようか、一枚一枚色を確かめながら選ぶ顔は真剣です。

 

ベースが決まったら、次はキラキラテープを1本1本慎重に貼っていき、一つ一つのアイスにオリジナリティを加え、味に変化を付けました。

細くて長いテープなので、うまく真っ直ぐ貼れないよ~と苦戦しながらも、自分たちで考え工夫してやってみることで、完成したら達成感で溢れた表情でした。

 

下味ができたところで、今度はアイスの形に丸める作業へ…

形を作りやすいように、折り紙を丸めたティッシュにかぶせ、さぁ握ってみよう~。

 

横で保育者が「にぎにぎ、まるまる、ぎゅう~」と声をかけながら一緒にやってみると、子どもたちもちらちらとその様子を見ながらマネっこして、くしゃくしゃ~。

まん丸アイスができると「わぁ~できた」と嬉しそうに友だちと自慢のアイスを見せ合いっこしてました。

 

ここまでできたら、最後はより可愛くなるように、美味しくなるように、仕上げのトッピングです。

ここは職人技の見せ所!と、みんな真剣に星やハート、ストーンなどのシールを選び、自由に貼ったら完成~。

 

できたアイスをほっぺにくっつけて「冷たーい」と保育者や友だちと一緒に笑い合ったり、

思わず「カンパーイ」とカップとカップを合わせて、アイスパーティーがあちこちで始まっていて可愛かったです。

 

 

アイスの他にも、アイスを乗せるコーンやカップの準備も手伝ってもらうことに…

カップには好きなようにペンで模様を描き、カラフルで夏っぽく仕上がりました。

 

コーンはチェック模様になるように「たてたて、よこよこ、線をピー…」と茶色のクレヨンで描きながら説明すると、

高月齢児は難しいながらもそれらしい模様が描けていて、見て理解し、真似する力や考えて工夫しやってみようとする力がこんなにも身についてきているのだなと、嬉しくなりました。

 

 

さぁ、アイスクリーム屋さんの開店準備はこれでオッケー!

みんなで早速、アイスクリーム屋さんごっこをして楽しみました。

 

まずは保育者が店員さんになり、みんなはお客さんとしてお買い物…

「コーンにしますか?カップにしますか?」と質問されると、1つ注文した後に「もう1つください」と、みんな1つでは足りないようで、コーンもカップも両方買っていく子ばかりでした。

自分の好きなアイスを選び、トングを使ってよいしょっと掴んで上手に乗せられると、おぉ~と感動の子どもたち…

嬉しくて、早く食べたくて、ニヤニヤが止まらない表情の子どもたちが可愛かったです。

 

みんながアイスを買えたところで「いただきまーす」と、ごあいさつ。

どの子も「おいしい~」と夢中で食べていて、中には友だち同士自然と「あーん」をしてあげて、

アイスを交換なんてやり取りも見られて面白いなと感じました。

 

 

ある程度、保育者とのやり取りの中でお買い物を楽しんだところで、今度はやりたい子が店員さんにも挑戦してみることに…

「いらっしゃいませ~」と元気よく客引きを始めると、もっと食べたい子どもたちが上手に列になって待っていて、街中で見かけるほんとの人気アイスクリームショップのようになっていました。

所々でやり取りの手助けはしたものの、子どもたち同士で考えながら楽しそうに会話をし、やり取りしている姿を大切にして、自由にお店屋さんごっこが楽しめるよう見守っていきました。

 

満足するまで遊び込めて「楽しかった」「またやりたい」の声がたくさん聞けたので、私たちも嬉しかったです。

 

 

 

今後は、もう一つやりたいと言っていた“ジュース屋さん”やお家でもしている子がちらほらいる“流しそうめんごっこ”なんてことも計画中です。

 

お店屋さんができるまでの過程も子どもたちと一緒に楽しみながら、今度はお客さんも招待するなど、益々ごっこ遊びの面白さを味わえたらいいなと思います。

 

 

 

 

ゆう

 

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