こととも保育園もりやま

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一人ひとりの食を大切に

爽やかな葉桜と、
穏やかに晴れ渡る
空の青さが清々しく、
気持ちのよい季節になりました。

こんにちは、
管理栄養士の小川満枝です。

新年度がスタートして
早2週間が過ぎました。

新入園や進級で、
新しい環境への不安や戸惑いから、
食欲が落ちてしまうこともありますが、
しかやまの食事を
安心して食べられるよう、
子どもたちに寄り添って
いきたいと思います。

園では離乳期の赤ちゃんが
入園されるにあたり、
事前におうちの方、担任、キッチンスタッフ、
栄養士が一緒にお話しする機会を作り、
おうちでの生活リズムや
離乳食の形態・食べ方・ミルクの量など
詳しくうかがったうえで、
無理なく園生活が送れるよう進めています。

また、日頃の悩みや疑問なども
一緒に考えたり・・・
何でも話しやすい関係を大切に、
日頃から子どもたちにとっても
おうちの方にとっても
居心地のよい安心できる場で
ありたいと思っています。


 
幼児期後半、あかねぐみさんから
は基本的な食習慣を
身につけることに加え、
少しずつ食への関心を広げるような
活動をしていきます。

毎年恒例になっている、
季節や行事を楽しむクッキングとして
・夏野菜のピザ作り
・肉まん作り
・おこしものつくり
などがあります。

「これやったことあるー」
「知っているよ」
という声も聞かれ、
毎年行うことで季節ごとの楽しみとなり、
子どもたちの記憶に根付いていきます。

毎年2月には、
るり・やまぶきさんが
「みそづくり」を行います。

みそは作ってすぐには食べられません。
丁寧に仕込み、約1年かけて
ゆっくりとできあがるのを待ちます。

途中、忘れてしまうかなと
思っていましたが、
つい先日、
るりぐみさん(昨年のやまぶきさん)の
ある男の子から
こんな言葉をかけられました。

「だいず、かたかったね。
 みずにつけたらやわらかくなって、
 つぶれたね」
「だいずっていつできるの?
 だいずでみそができるんだよねー」と。

『忘れているかも・・・』
なんて考えた
自分が恥ずかしくなるほど、
鮮明にその時の記憶を
一生懸命話してくれる姿に
感動しました。

2月に仕込んだみそが
できあがるのは今年の冬。

みそ開きの日を子どもたちと
楽しみに待ちたいと思います。

毎日の食事でしっかりと
身体をつくるとともに、
ワクワクして目が輝くような、
楽しい食経験を通して、
一人ひとりの食が育めるよう、
今年度もキッチンスタッフ、
保育士と連携して
様々な活動に取り組んでいきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 
 
 

 

 

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