こととも保育園もりやま

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人とのかかわり

こんにちは。
4歳児やまぶき組担任の森脇です。

新学年やまぶき組になって
早くも3か月目を迎え、
気付けば「あっ」という間に
季節は梅雨に移り変わりました。

4月の初めの頃は、13名の生活から
一気に27名の大きな集団になるため、
るり組さんと一緒に過ごすことを
楽しみにしながらも、戸惑いや緊張もあり、
るり組さんにリードしてもらいながら
過ごしてきました。

しかし、少しずつバディさんとの関係ができ、
気の合う年上の友だちを見つけていく中で
緊張も解けていき、
ありのままの自分を見せるまでに
慣れてきた様子。

 

 

また、その中で、
まだまだ自分の思いを強く通そうとして
友だちとぶつかることも、
“やりたい”と強く思う反面、
自分一人では上手くいかずに
葛藤することも多い子どもたち。

そんな時、大人の言葉や助けは
素直に受け入れられなくても、
るり組さんの言葉や助けには
素直に耳を傾け、
素直に甘えて助けてもらい、
子どもたち同士で思いやり、
協力して解決する場面を
いくつも目にします。

友だちに対し強い言葉で
言ってしまった時、
るり組さんから
「そうやって言われたらお友だちどう思う?」と
声をかけてもらったことで
嫌な思いをさせてしまった…。
「ごめんね」と気付いて
謝ることができたり、
園庭から部屋に戻る時、
まだあそびたい思いから
部屋に戻るのを嫌がっていると、
「まだあそびたっかたの?」
「一緒に部屋に戻る?」と
声をかけてもらい、
自分の気持ちを言葉で伝えてくれることで
「うん」と気持ちが落ち着き、
行動に移すことができたり…。

大人や同じ学年の友だちから
声をかけてもらう時には意地を張り、
素直になれないことも、
年上の友だちの言葉には
何か別のパワーがあるのだと感じます。

年齢のちがう子ども同士で過ごし、
あそぶ中で年下の子は年上の子を見て
あこがれの気持ちを抱き、
ルールや役割を学んでいき、
年上の子は年下の子を思いやり、
面倒を見ていく中で、
ゆっくりと人とのかかわり方を
学ぶことができるのです。

異なる年齢の子ども同士で過ごすことは、
人間関係の築き方や集団生活でのルール、
役割分担を身に付けていく機会となるため、
大人が先に言葉をかけて教えるのではなく、
子ども同士のかかわりを見守っていくことも
子どもたちの成長に大切なことだと感じました。

 

 

るり組さんと一緒に過ごす中で、
お世話してもらう側から
お世話をする側になり、
あかね組さんや年下の友だちにに
“やってあげたい”とお世話をし、
“自分もできるようになりたい”と
コマや一人縄跳びに
チャレンジしはじめている子どもたち。

やまぶき組さん一人ひとりのペースで
人とのかかわりを学び、
自分の目標に取り組む姿を見守りながら、
一緒に大きくなっていきたいと思います。

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