こととも保育園もりやま

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卒園まで1ヶ月

こんにちは。
3歳児・そら組担任のあつこです。

最近では、暖かく柔らかな
太陽のぬくもりを感じる日も多くなり、
外を歩けばスイセンや梅の花の香りが、
春のたよりを
運んできてくれるようになりました。

園庭のさくらんぼの木の蕾も膨らみ始め、
春を今か今かと待つ光景は、
子どもたちに訪れる
希望の兆しのようです。

さて、2月もあっという間で、
卒園まで約1ヶ月となりました。

春の訪れを日々実感するたびに、
1年前の新年度を
昨日のことのように思い出せます。

最年長のそら組として、
たくさんの期待を胸に抱えて
新しい生活が始まったのと同時に、
新型コロナウイルス感染拡大により
一度目の緊急事態宣言が発令され、
しばらくは保育室が
広く感じる日々が続きました。

そんな中でも、
桜を見にたくさん散歩へ出かけ、
野菜や花を植え、
イチゴジャムを作り、
小さな喜びや幸せをともに
感じながら過ごすことができました。

夏にはクラス全員が揃い、
秋に向かって心を開放して
ありのままの自分を
出せるようになりました。

まわりを信頼し、
そして自分への自信を
確実に深めていきながら、
本当に大きくたくましく成長しました。

最近では、
火曜日の水彩の時間に加えて、
織り機を使って毛織物を作ったりなど
様々な手仕事に取り組んでいます。

自分自身の実体験を通して、
絶え間のない気づきや発見の喜びに
満たされながら過ごしています。

自分が満足するまで
思い思いに表現することによって、
子どもたちの感性は豊かに育っていきます。

毎日、不思議な充実感に満ちた
穏やかな雰囲気が保育室に広がり、
私たちにとってもうれしい時間です。

そして何より、そばにいると、
子どもたちの吸収力や集中力に
毎回、とても驚きます。

安心感を感じ、心が満たされ、
自信を持てることが、
子どもたちの可能性を大きく伸ばすのだと、
子どもたちの姿を通して
改めて学んだ1年でした。

いよいよ春へ向かい、
それぞれ卒園後は
新しい生活が始まります。

先日、保護者の方が、
「はぐみので安全基地を
 しっかり作ってもらったから、
 もう大丈夫。」と、
温かい言葉をかけてくださいました。

私も、そら組の皆なら大丈夫!と
信じています。

園庭のさくらんぼの木のように、
何度でも美しく花開き、
何度でも自分もまわりりも
幸せにできるような日々が、
きっとたくさん待っています。

一日一日を大切にしたい思いと、
春が待ち遠しい思いを常々感じる、
そんなこの頃です。

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