協力して楽しんだ時間
こんにちは、
5歳児担任の森脇です。
先日、るりぐみの
”スペシャルるりタイム”がありました。
当初は9月に行う予定でしたが、
感染症の流行などで、延期が決定。
今度こそ、るりぐみ12名揃って、
“スぺシャルるりタイムを協力して楽しもう”と
約束しました。
当日までの間、
「あと何日寝たら…」
「もうすぐ”スペシャルるりタイム”」と
期待を膨らませて過ごしていた、るりぐみさん。
そんなるりぐみさんのために、
あるサプライズを用意していました。
それは9月に繰り返し読み合って楽しんだ
月刊絵本『ピッテラトッコ キャンプにいく』の絵本の世界を
るりぐみさんに楽しんでもらうこと。
そこで、やまぶきさんが中心となって
”スペシャルるりタイム”の昼ご飯に使う
カレーの材料を用意し、
カレーを食べる時には絵本を再現して
演奏と歌を披露してくれることが決定!
前日に、その野菜をサプライズプレゼント!
そこではキッチンさんも協力して
野菜を切る実演をしてくれ、
「スパパパパッ!!!」。
絵本の世界に実際に入ったかのように
楽しむことができました。
また、職員一丸となって
大道具や小道具を細部までこだわって作り、
るりぐみの部屋を絵本の世界へと
早変わりさせました。

こうして迎えた当日、
約束通り12名揃ったるりぐみさん。
みんなで”スペシャルるりタイム”を
楽しむ準備は万端!
はじめに、栄養士のみつえんさんとの
うどんづくり第一弾の生地踏み。
『うどんできた!』の絵本のように
生地がうどんだんごになっていく様子を実演してもらい、
みんなの出番のふみふみダンス!
“おいしくなあれ”と
気持ちを込めてリズムよく
生地を「ふみふみふみふみふみっふみ♪」

生地を寝かす工程に入ると、戸外あそびへ。
気温も涼しくなってきて
あそびも運動あそびへと変わってきた中で、
子どもたちから
「ドッジボールやりたい!」という声が。
しかし、集まったのは数人…。
でも今日は”スペシャルるりタイム”。
”みんなで協力して楽しむ日だった”と
少しずつ人数が増えはじめ、
最後は12名全員でドッジボール対決。
4月に進級してすぐの頃は
誘われてもやろうとしなかった子どもたちに、
”みんなでやろう”とする成長が見られました。
でも、やっていく中でも、
勝ったらもちろん、うれしいし楽しい!
でも、負けたらつまんない、もうやらない!
…となる子どもたち。
これから過ごしていく中で、
みんなで一緒に楽しむことや協力すること、
チャレンジすることの楽しさや経験を
増やしていきたいと感じました。
たくさんあそんだ後は
お待ちかねのお昼ご飯の時間。
いよいよるりぐみの部屋を初めて目にし、
足を踏み入れると
「わーすごい!」「ピッテラトッコだ」と
絵本の世界に驚き、
「とんがり山カレーがある」と
机の上を見て喜ぶ子どもたち。
するとそこへ、
ギターを持ったやまぶきさんが登場して
サプライズ演奏をしてくれ、
キッチンさんがカレーをぐつぐつ
煮込むところを実演して見せてくれ、
サプライズの連続でした。
早速「いただきまーす」と
とんがり山カレーを口にすると、
「おいしい!」
「”スペシャルるりタイム”楽しい!」
「スペシャルがいっぱい!」と
喜びの言葉が止まらず、満面の笑顔を見せていました。

食後はゴロゴロ休息タイム。
ゆっくりした後は室内あそびの中で
最近始めたアイロンビーズで
フォトフレームづくりの準備。
新しいことに自分からやろうとしなかったり、
型を決めるのもなかなか決まらず、
大人がやっている真似から
始めたりした子どもたちですが、
見本を見ながらやっていく中で
形になる楽しさを感じて
自分でやってみるようになってきました。
そして、
あっという間におやつの時間。
かき氷が食べられるスペシャルな日を喜び、
ペロリと完食。
うどんづくり第二弾は、
包丁を使って麵切り。
実際に包丁を使うことへの緊張が
雰囲気からも表情からも伝わるほど、
とっても静かに集中して
一本一本を切っていました。
部屋ではフォトフレームづくりが始まり、
自分で作ったアイロンビーズやリボン、タイルなど
様々な素材を一つひとつ選んでは
丁寧にボンドでくっつけて
自分だけのオリジナルのフォトフレームを
完成させました。

気付けばふんわりといい匂いが漂いはじめ、
夜ご飯の時間に。
本当に自分たちで作った
“うどんができた?!”
匂いがする方へと向かうと、
ウッドデッキに自分たちで作った
手作りうどんが!
元気よく「いっただきまーす!」と
口にすると、
「うどんおいしい!」
「なんかツルツルしてる」と大絶賛でした!
ごちそうさまの挨拶をすると同時に
園庭に花火が!
「おー!」と、花火が上がるのを
みんなで鑑賞して楽しむと、
何やら封筒と一通の手紙を発見。
差出人はかかしくんとハッピー?!
先日、
「用事がある」…と、急に姿を消した2人から、
“大事な落とし物をみんなで探してほしい”
とのお願いが書かれており、
封筒の中には光るブレスレットと
虫よけシールが入っていました。
その2つのヒントをたよりに
「ブレスレットって寝る部屋の色じゃない?!」
「虫よけシールを貼って、外に散歩に行くんじゃない?!」と
考えた子どもたち。
早速、準備をして、“大事な落とし物”を探すため、
みんながよくあそびに行く
新海池公園の富士山滑り台へと向かいました。
すると、公園の中で見つけた
二通の手紙とてぬぐいを見て、
「これ、かかしくんのだ!」
「あ、ハッピーが首に巻いてたやつだ!」と
みんなで協力して保育園に持って帰ることに。
園に着くと玄関に手紙を見つけ、
大事なものを見つけてくれたお礼と
ふたりの居場所が書かれており、
その手紙の通りに行ってみると、なんとふたりが!
最後の手紙にはふたりから
るりぐみのみんなへの思いが書かれており、
最後に“ありがとう”のアイスクリームのプレゼント。
おやつタイムを楽しみながら、
「ふたりを作ってよかったね」と
口にする子どもたちでした。
その後、シャワータイム、はみがきタイムを終え、
あっという間に、ぐっすり夢の中へ。
そんなるりぐみのみんなを見守ってくれる、
かかしくんとハッピーでした。

翌日、すっきりと目覚めた子どもたちは
朝の支度をして朝ご飯を楽しんだ後、
保護者の方の迎えを待ちました。
スペシャル続きの1泊2日のお泊り保育を過ごす中で、
泊まることへの寂しさや不安が少しずつ薄れていき、
“楽しい”の方が子どもたちの中に
増えていっていることを
表情や口にする言葉から感じられました。
同時に少しずつではありますが、
るりぐみだからこその
“みんなでやってみよう”“協力しよう”という姿や
場面がたくさん見られ、
12名で協力して楽しんだ時間が
子どもたちにとって大きな経験となり、
自信となったのではないかと感じます。
この経験から自信を持って、
いろんなことにチャレンジし、
さまざまな思いを感じながら大きくなっていく中で、
一人ひとりの成長はもちろんのこと、
運動会、おおきくなったねの会と
大きな行事を通して、
るりぐみ12名の絆や“協力”が見られると
いいなと願っています。





