大きくなーれ!
こんにちは。うさぎ組担任の近藤です。
長いお休みをしていた子もたくさんいましたが、
6月1日には、子ども達が戻ってきてすっかり賑やかになった保育園です。
久々の保育園で朝ちょっぴり泣いてしまう子もいますが、
すぐに元気になって 日中はお友だちと仲良く遊んでいます。
こととも保育園では、毎年 各クラスで夏野菜を育てています。
うさぎ組さんも苗をうえましたよ。
なすとおくらの苗です。
「野菜の赤ちゃん?」とどの子も興味津々です。
さき先生から話を聞いている子ども達。
とても真剣な表情ですね。
いよいよ苗植えです。
野菜の赤ちゃんをそっと土のベットにおいて、
やさしく土のお布団をかけます。
植え終わった後は、みんなで「おおきくなーれ!」と言いながら、お水をあげました。
「おおきくなるかな?」
「どんなにおいするかな?」
自分たちの植えた野菜に早速興味を示したうさぎさんです。
実は、もう一つ植えたものがあるんです。
今年はコロナの影響でプールはできないかもしれないから
幼児クラスが色水遊びをするためにあさがおを植えるらしい
・・と小耳にはさんだので「うさぎ組もいれて!」と
あさがおも植えました。
「あさがおの赤ちゃんだからね」「そっとね」
あさがおの種を土の上におきます。
お散歩の時間。
散歩に行く前にお水やりをします。
「なすさんおはよ-」
「いま ごはんあげるね」
野菜に優しく声をかけながらお水をあげる子ども達。
「あさがおちゃんおおきくなってね」と芽を「いいこいいこ」とやさしくさすっている子もいました。
子どもたちの水やりとたくさんの愛情で立派な野菜とあさがおが育つことでしょう。
お部屋の中でも野菜の生長が楽しめるように、生長記録をつくりました。
「おおきくなったね」「おみずあげにいこうか」とお友だち同士話す姿がみられています。
今の子どもたちは、お店に並ぶ野菜しか目にする機会がない子も多くいます。
普段食べている野菜がどんな風に育ち、どんな花が咲き、実をつけていくのか実際にみる。
また愛情をもって世話をして、その生長を喜ぶという経験をさせてあげたいと思っています。
子どもたちの野菜やあさがおに対する思いを継続し、喜んで世話をする環境を作りながら
収穫の時期を待ちたいを思います。
早く大きくなーれ
りつこ
