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大切な伝統 有松鳴海絞り
こんにちは、
園長の金石です。
先日、幼児クラスが毎年行っている
「有松鳴海絞り」を行いました。
教えていただくのは、
有松で活動されていている
「まり木綿」のまりさん。
こととも保育園では、
日本の伝統文化を大切にしたいと
考えています。
体験を通して、
絞りの重なる色でできあがる不思議や
広げるまでどんな風になるかわからない
ワクワク感など、
感性とともに創造性など育んでいきたいと
思っています。
3歳児クラスは、
お食事の時に使う
ランチョンマットを作りました。
初めてなので、ドキドキしながら
木型にセットした布に
色をつけていきます。
完成する頃には、
手が染まっていました。
4歳児クラスは、
手ぬぐいを作りました。
説明を聞きながら・・・
「前ね、間違えて色を混ぜちゃったの」
と発言。
確かに、ありました昨年。
子ども達の記憶に驚きながらも、
楽しく、思い出に残る
一日だったと感動しました。
5歳児クラスは、
Tシャツを作りました。
年長は、混色をして
新しい色を作り出していきました。
3クラスの中でも
Tシャツは大きいので
染めるのが大変。
できあがったTシャツは、
運動会やキャンプなど
一致団結する時の
大切な”ことともTシャツ”になっていきます。
私たちが暮らす緑区は、
「有松鳴海絞り」の伝統ある地域です。
まり木綿さんも、
“伝統は、「鑑賞」するのではなく
使い続けていくこと”
と話されています。
今回作った
ランチョンマット・手ぬぐい・
Tシャツの作品を使いながら、
伝統の良さを
子どもたちが感じていってくれることを
願っています。