こととも保育園もりやま

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心の根っこ

コロナ禍でいつもと違うお盆。
各々の形でご先祖様をお迎えし、
思いを馳せ、
感謝の気持ちを伝えられたことでしょう。。。

主任の河合です。

立秋とは言え、
夏木立の樹の下に染む蝉しぐれ…。

「なんか暑くてとけちゃいそ~」
「アイスほし~」と、
砂場ではアイス屋さんが大盛況!

お部屋でも和紙を染め、
おいしそうなかき氷のできあがり!

そして、畑には
夏野菜がたわわに
実をつけてにぎやかに。。。

毎日、
子どもたちが寄ってきては
収穫の準備です。

「この枝豆は、まだプクプクじゃないよ」
「こっちのはとってもいーよ」と、
年下の子に優しく伝えながら
一つずつ大きさを確認。
トマトやピーマン・ナスも
おいしそうに実り、
吟味して収穫しては、水洗い。。。

せっせとキッチンへ運んでいます。

トマトは真っ赤でないと、
「スッパ💦」
「まだ早かったー」。

ピーマンは小さいと
「まだ、かた~い」と、
身を持って体験。

収穫することだけが楽しかった子も
「もう少しだね」
「赤い方がおいしいもんね」と
友だちと言い合い、
時機を待てるようになりました。

そして、夏の人気者。
セミ・カナブン・バッタ‥・。
草の中を丁寧に見て、「いた!」。

素手でとったり、
タモを持って追いかけたり…。

高い木にいる目標物は
大人の出番!

子ども以上に追いかけて
楽しんでいます。

みつけたものと照らし合わせて研究。。。

廊下の飼育ケースにいるカブト虫には、
ゼリーをあげ、触って大きさを体感。

身体のつくりをじっと眺めています。

また、
ラキューでそっくりな形をつくり、
いかに強そうにできたかを
友だちと競っています。

それを積木で例えた森の中に潜ませ、
「カブトの森」をつくる子も…。

さらに、
先日ご紹介した梅ジュース作り。
見事おいしいジュースになり試飲!
…すると…

子ども主体で
やってみてわかったこと・
心に響いた体験は、
子どもたちのあそびに展開されていきます。

自分の身体を動かして
感じる体験は、
その上で物事を考えられるようになります。

幼い時に、身近なものに対する
興味・関心を持つことや、
探索活動(知りたい・やってみたい)が
十分に満たされていると、
知的好奇心・チャレンジ精神が育ちます。

その子がその子らしく、
自分らしさを十分発揮して、
自ら伸びていく力が
うまく発揮できる環境(土壌)を
つくっていきたいと思います。

「心の根っこ」が
また少し太くなった!と感じた、
うれしい夏です。

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