こととも保育園もりやま

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新しい仲間 ちからくん

こんにちは、5歳児担任の森脇です。

進級して一番大きなお兄さん、
お姉さんになった喜びを感じながら、
毎日“やりたい”を膨らませて
楽しみながら過ごしています。

そんな中、年長になって
初めての行事のこどもの日は、
るり組みんなで協力して製作した
大きなこいのぼり、
“にじいろ ちからくん”の晴れ舞台の日。

「ちからくんと一緒に園庭であそびたい」
「いっぱいお世話してあげたい」と
この日を楽しみに過ごしてきました。

しかやまのこどもの日、
登園してきた子どもたちが見つけたのは
ウッドデッキに大きく泳ぐ
“にじいろ ちからくん”だけではなく、
前年度の年長児が製作した
”ほしちゃん と いるかくん”、
前々年度の年長児が制作した
”にじいろ こいのぼりさん”から
手紙と菖蒲のプレゼント。

みんなで手紙を読み合ってみると、
“生まれたばかりのにじいろ ちからくんの
お世話をよろしくね”
“菖蒲湯に入ると強くて優しくて
元気な子になれるよ”…と書いてあり、
ますますお世話をしたい気持ちが
高まる子どもたち。

菖蒲湯に入るのを楽しみにし、
菖蒲を切るお手伝いも
「やりたいやりたい」と
るり組さんが張り切って
準備してくれました。

そして楽しみにしていた
鯉のぼりくぐりならぬ、ちからくんくぐり。

名前の由来の通り、
ちからくんをくぐったら強くて優しくて
元気な子になること間違いなし!

2メートルサイズの
大きなちからくんの中をくぐり、
出てきた時の子どもたちの表情から、
ちからくんに大きな力を
もらったように感じます。

ちからくんを誘って園庭へ出ると、
「電車ごっこしよう」
「鬼ごっこしたい」と一緒にあそぶ姿や、
「ちからくんはまだ赤ちゃんだから」と
マットに寝かせてあげ、
ミルクを飲ませてあげる姿がありました。

 

たくさんあそんだ後は、菖蒲の足湯。
お腹を空かせて、この日の
こいのぼりメニューを楽しみに笑い合いながら、
自分たちで切った菖蒲の匂いや
感触を味わいながら
気持ち良さそうに入っていました。

こうして今年も、
子どもたち一人ひとりの健康を祈り、
こどもの日を無事に終えました。

しかし、こどもの日が終わっても
“にじいろ ちからくん”と
るり組の子どもたちの生活は
ここからがスタート!

「寒くないかな」
「風邪ひいてるみたい」と
布団をかけてあげ、一緒に横になったり、
「お腹空いてると思う」と
ご飯をつくって食べさせてあげたりと、
ちからくんの存在が子どもたちの中で
日に日に大きくなっていること、
自分たちの仲間として、
ちからくんを受け入れていることを感じます。

鯉のぼりといえば「こどもの日」という
イメージがありますが、
前年度の年長児が
”ほしちゃん と いるかくん”と
一緒に過ごすことを
一番近くで見てきたこの子たちも、
ちからくんと一緒に
これからの生活を過ごすことは
当たり前なんだと伝わってきます。

また、子どもの日が
伝統行事として受け継がれているように、
こととも保育園のこいのぼりとの生活も
受け継がれています。

そんな中で、
その他の昔からの伝統を知るとともに、
伝統を身近なものに感じて
楽しめるのではないかと思います。

これからるり組の子どもたちと新しい仲間、
”にじいろ ちからくん”がどんな1年を過ごすのか、
楽しみにしていきたいと思います。

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