こととも保育園もりやま

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新しい体験

こんにちは。
2歳児クラス担任の櫻井です。

進級して約3週間がたちました。

新しいお部屋や担任にも馴染んできて、
お部屋の中でも自然体の笑顔を
見せてくれるようになりました。

進級してすぐの2週間、
お天気のいい日か続き、
春風が心地の良い日々が続きました。

1歳児クラスは2階。
2歳児クラスは1階になり園庭も近く、
毎日天気のいい日は園庭に出かけ、
土や泥、水の感触を味わっている日々です。

土や泥、水、、、本当に魅力的で、
子どもたちは没頭して、よくあそびます。

そういう姿に触れると、
人間は自然の一部で、
地球と一体化して生きているのだと
つくづく感じます。

はぐみのには井戸があります。
2歳児クラスになり、初めての体験!
井戸から水が出る様子を
興味津々で見つめ、
水がちょろちょろ出るのを
手を伸ばして感じ、
目が輝いています。

また、
5月のこいのぼり製作も初体験!
まだ筆もクレヨンも十分に持たないので、
シュトックマーの絵の具を使って
3原色の色の体験。

有害なものが使われていない
身体にも環境にも優しい絵の具。
発色が光のように、美しい。

色を水に溶かす準備の時も
子どもたちは食い入るように
色が広がっていく様子を見ていました。

新しい色を水に溶かす度に、
「わ〜!」と
歓声が自然とこぼれていました。

一人ずつ、和紙をそっと浸たすと、、、
じわ〜っと、にじむ様子に気がつき、

和紙が染まっていく様子を
見入っていました。

色は私たちの身体にも
さまざまな影響を与えてくれ、
子どもたちにとって
美しいものとの出会いとなり、
その時の感激はずっと心の中に残っていきます。

美しいものを美しいと
思える心を大切に育んでいきたいと
願っています。

もうひとつ!
初めての体験となる机上劇を
毎週曜日を決めて、一回スタートしました。

シュタイナー幼稚園では
3歳児以上のクラスでの体験ですが、
2歳児でもわかるような内容を
机の上ではなく、
子どもたちが近く感じられるように
保育士のお膝の上で演じられる
お話を見ました。

クラス全体が温かな包まれたような
静けさの中、
2歳児の子どもたちが
どの子もお話の世界に入り込んでいる
姿がありました。

こうやってお話の世界に入り込み、
自分の中のファンタジーの世界を
じんわり味わうことができる体験は、
内面を豊かなものにしていきます。

今回、演じたのはひかりさん。
何度も何度も練習して覚え、
子どもたちの前で演じてくれました。

その保育士の子どもを想う心、
誠実で真剣な姿勢が、
子どもたちにも伝わった瞬間を感じました。

これから一年間、日々、
子どもたちとの生活を一つ一つ、
大切に紡いでいきたいと思っています。

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