春の園庭
まだ寒い日が続いていますが、
園庭の景色は少しずつ春の気配が見え始めています。
こんにちは、調理の柴田です。
外のあそびの時間になると、
子どもたちは自然と梅の木の前に集まり、
「つぼみ、大きくなってる」
「昨日より増えてる気がする」
「ピンクになるのはいつ?」と、
小さな変化にも気づき、うれしそうに話してくれます。

ある子が
「梅って、うめぼしの梅?」
と聞いてくれて、
食事の話にもつながりました。
「そうだよ、あの梅干しの梅になる実ができるんだよ」
と伝えると、
「えーあのすっぱいのがここになるの?」
と驚いた表情を見せ、
自然と食への興味も広がっている様子が
とても微笑ましく感じられました。
また、園庭のミモザも
優しい黄色の花をつけはじめ、
ふんわりとした姿が
春らしい温かさを感じさせてくれています。
「きれい」
「ふわふわしてる」
「黄色のお花かわいいね」と、
子どもたちは目を輝かせながら見上げ、
そっと近づいて観察しています。
風にゆれるミモザを見て、
「お花がゆれている」
「手を振ってるみたい」
と話す姿に、
子どもならではの感性の豊かさを感じました。

調理室から園庭を見守りながら、
私自身も季節の変化を感じています。
春が近づくと、
旬の食材も少しずつ変わってきます。
菜の花や新玉ねぎ、いちごなど、
春の恵みを食事に取り入れながら、
子どもたちに季節の味を伝えていきたいと
改めて感じました。
自然の色や香り、食べ物の旬は
すべてにつながっていて、
園庭の景色も食育の大切な学びの経験の
ひとつだと日々実感しています。
寒さの中でじっと春を待つ梅の枝と、
優しく咲き始めたミモザ。
その姿を子どもたちと一緒に見守れることに、
あたたかな幸せを感じます。
満開の花が咲く頃、
子どもたちがどんな言葉を聞かせてくれるか、
今からとても楽しみです。
これからも園庭の自然に触れながら、
季節を感じる保育と食のつながりを
大切にしていきたいと思います。






