こととも保育園もりやま

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森で見つけたたからもの 

こんにちは。
ももぐみ担任の岩尾です。

公園の落ち葉が
赤や黄、オレンジへと姿を変え、
お散歩が一段と楽しい季節になりました。

以前は散歩車に乗って
散歩に出掛けていましたが、
友だちと手をつなぎ、
自分の足で歩けるようになった
ももぐみさんたち。

自分で歩くと、排水溝の穴や
落ちている石ころでさえも気になったり、
バスやトラックなど、働く車とすれ違い、
近くで見て、手を振ったりと
いろいろな景色に興味がいっぱいです。

ガソリンスタンドで洗車中の車を見て、
“わぁー気持ちよさそうだねー”
“キレイになってねー”と
友だちと会話を楽しんだり、
園歌をみんなで歌いながら歩いたりと、
とっても楽しい雰囲気が伝わってきます。

友だちと手をつないで歩いている中、
転んでしまった子がいました。

するとAちゃんがすぐに駆け寄り、
服についてしまった草を
手でパンパンと払って“
ぎゅー”と抱きしめる姿が見られました。

この“ぎゅー”には
”大丈夫だよ!”の意味も込められていて
大人が声をかける前に
子ども同士で支え合う姿に感動しました。

日々の暮らしの中で、
お母さんとの優しい関わり合いが
あったからこそ、
自然と行動に移せたのかと思います。
素敵ですね。

さぁ、森のトンネルに到着。

たくさんの落ち葉の上でジャンプ!
“はしって シャッ シャッ”
“ジャンプで ジャン ジャン”
“スキップで シャッカ ショッコ
シャッカ ショッコ”と
絵本「おちばシャックシャック」と
同じように、
落ち葉の音を言葉にしながら
走り回ったり、飛び跳ねたりしながら
楽しみました。

森のトンネルではどんぐりが落ちていて
みんなでたくさん集めました。

絵本「どんぐりころころ」を
読み合っていることで、
どんぐりにはいろいろな
種類があることを知り、
探してみることに。

ここでは
小さくて少し長細いどんぐりが
たくさん取れました。
コナラの木です。

少し歩いていくと
まだ木にくっついている
緑色の小さなどんぐりの
赤ちゃんも見つけました。

“小さくて可愛いー!”
“ここにもあったよー!”

次々にどんぐりを見つけて、
広い新海池公園の中を
探検してみることに。

また、少し進んだところにある
広い野原。

そこでは、
帽子はチクチクと反り返っていて、
丸くて大きなどんぐりがたくさん。
あべまきの木です。

保育園に戻ってから、
森のトンネルで見つけた
どんぐりと比べてみました。

チクチクを触ったり、
匂いを嗅いでみたり。

たくさんのどんぐりを集めているうちに、
帽子がついているもの、
形が細長いもの、
丸いものなど、
同じどんぐりでも場所によって
種類も違うことを知り、
興味が深まりました。

遊具やおもちゃがなくても、
自然あふれる中で
夢中になって楽しめる場所が近くにあり、
恵まれています。

散歩では
いろいろな出会いや
発見がいっぱい。

森で集めたどんぐりたちは
子どもたちにとっては
“たからもの”のような存在です。

 

保育園の砂場では、
どんぐりを使ってどんぐりご飯や
どんぐりケーキをつくり、
お店屋さんが開店したり、
どんぐりを砂の山に隠して
宝探しのようにして友だちと楽しんだり、
あそびが広がっています。

常に大人も
ワクワクした気持ちを忘れずに、
子どもたちと一緒に
毎日楽しんでいきたいです。

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