こととも保育園もりやま

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毎日がハッピーバースデー!

日中の暑い日差しの中にも、
時折涼しい秋風と高く澄んだ空。

ようやく秋の訪れを
感じられるようになってきましたね。

こんにちは。もも組担任の原です。

 

ごっこあそびを楽しんでいるもも組さん。
威勢の良い声で
「いらっしゃいませー!なにがいいですか?」と
お店屋さんをしたり、
「今日はカレーライス。」と
お母さんになりきっていたり….。

「お腹が痛いよー」
「お熱がありますね」
「注射しますよ」と
お医者さんと患者さんになっている子もいます。

その中でも盛り上がりを見せるのは
誕生日会です。

お皿にフェルト生地を敷き詰めて、
お手玉を積み上げます。

トッピングで飾り付けをする時は、
「イチゴにする?みかんにする?」
「クリームたっぷりね」などと
リクエストを聞きながら作ります。

俵型のお手玉や白、ピンク色の毛糸。
ままごとコーナーにある具材を、
どうやったら落ちないようにできるかな…と
考えながら盛り付けます。

「Aちゃん、誕生日!」と
自分から立候補したり、
「Bちゃんのハッピーバースデーするよ」と
指名したりと、
誰をお祝いするのかを決めているのが、
“ひとりひとりを祝う”という
こととも保育園ならではの
光景なのかな?と思います。

まずは、恒例の
「ハッピーバースデー トゥユー」と
「キラキラ星」の歌のプレゼント。

歌が聞こえると、他の遊びをしている子も
思わず口ずさんでいるのがかわいらしく、
大人も一緒に歌ってしまうこともあります(笑)。

そして、おうちでやっているのかな?
「火、消して」と
フゥーとろうそくの火を消すと、
「おめでとう!」と
拍手でお祝いします。

すると、ままごとコーナーにある
細長い具材を準備して、
(マイク替わりにしています)
「好きな食べ物は何ですか?」
「好きな動物は何ですか?」と
質問コーナーが始まります。

これは言葉のやり取りを
楽しめるようになった
もも組になってから始まったコーナーです。

このもも組になってからの
誕生日会で始まった
質問コーナーのやり取りや、
家庭でのろうそくの火を消す…
という経験を
ごっこあそびに取り入れ、
友だちとイメージを共有し、楽しんでいます。

さて、この質問コーナー。
はじめは担任、補助者が
誕生児に質問をしていました。

が、回数を重ねると、
「自分も聞いてみたい。
言ってみたい。
そして、友だちのことを知りたい。
はたまた、自分に聞いてほしい」
という気持ちが生まれ、
今では歌が終わると、
元気よく手をあげる姿があります。

聞きたくても指名されないと質問できないので、
名前を呼ばれないと
落ち込んでしまう子もいるくらい、
このコーナーは本番でも大人気です。

こととも保育園では
”〇月の誕生日会”ではなく、
ひとりひとりを祝う“〇〇さんの誕生日会”を行い、
その特別な日を大切にしています。

そのひとりひとりを大切に思う気持ちが
子どもたちにも育まれているのかなと
うれしく思います。

また、このように、
“体験を再現する”あそびは観察力が育ち、
関わる大人(保護者の方はもちろん、
保育者やお医者さん等々)の特徴や
会話、振る舞いを捉えて
”模倣できる力がついてきた”ということに
成長を感じると同時に、
子どもたちの言動を見て、
私も自分の言葉遣いや振る舞いを
見つめ直して、
子どもたちと接していこうと思います。

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