秋さがし
こんにちは、
ほし組担任のみもりです。
空が澄み清々しく
心も晴れ晴れする中、
金木犀の甘い香りが漂う
季節となりましたね。
お散歩や園庭へ出かけると、
子どもたちは新たに咲いている花や
落ちている木の実の種類が違うこと、
葉っぱの色が変わったことなど、
さまざまな発見をしています。
色や、形、匂い。
触ったりよく観察したりして、
自然や季節が変わりゆく様子を
どの子も敏感に感じとる姿があります。
「あっ!あった!」と、
声が聞こえてくると、
子どもたちの満足そうな表情とともに、
小さな手のひらで、
”ぎゅっ”と落ちないように
大事に握られているものに気付かされます。
すぐにコロンとした
木の実を見せてくれました。
木の実探しに夢中になる
子どもたちの背中や横顔からも
楽しそうな姿が伝わってきます。
小さな秋に触れて、
何を感じるのでしょうか。
子どもたちがある日、ドングリが一つ、
園庭に落ちていることに気づきました。
「どうして落ちてるんだろう?」
「他にも落ちてないのかな?」
と会話が弾み、
そこからドングリの大捜索がはじまりました。
大人に場所を教えられたわけではなく、
お友だち同士で教え合って
園庭にドングリの木があることを
無事に見つけることができていました。
そこから毎日、
落ちていないかを確認する様子が
見られるようになりました。
「これはママで、大きいのは、パパ!」
「赤ちゃんのドングリあったよ!」
毎日確認してるうちに、
子どもたちによって
ドングリの親子が見つかりました。
今の時期だからこそ楽しめる
あそびや自然物に触れて、
子どもたちの中で想像力が膨らむことで
さまざまな形の秋を
見つけていって欲しいと願っています。