第2のおうち
こんにちは、
園長の金石です。
先日、るり組の卒園式を終えました。
ちょうど新海池公園の桜のつぼみも
ぷっくり膨らんで、
春の訪れを感じる日でした。
毎年ですが、
「時がとまればいいのにな」と
感じてしまいます。
幼児クラスの異年齢合同の関わりも
秋の遠足を終えて、
やっとバディさんとの関係も深まっていき、
3月頃には”想い想われる存在”になっています。
やっと熟成してきた頃には、卒園。
ついつい
「もう少し保育園にいればいいのに・・・」と
つぶやいてしまいましたが、
子ども達は小学校へ行くのを
とても楽しみに希望を持っています。
「保育園にずっといたい」ではなく、
その先の未来につなげて、
”小学校への期待”を胸にしている
子ども達を育てられたのは
保育園冥利に尽きると気づきました。
すてきな子ども達、
そして、理解ある保護者の皆さんとの間で
忘れられない卒園式となりました。
式の最中に流れる動画で、
運動会の際は
骨折で跳び箱に挑戦できなかった男の子が
無事に7段の跳び箱を跳んでいるところを
披露してくれました。
運動会の時に応援してくださった保護者の方、
子ども達に挑戦してきた結果を共有できた、
いい機会でした。
運動会でゴールではなく、
挑戦は続くことを実感しました。
卒園式は終わりましたが、
保育園生活は3月31日まであります。
その間に、るり組の子ども達の中には
卒園前に”こま挑戦”。
なんと最終日前に、
3名が”こま名人”になりました。
それも、
満を持しての挑戦だったのからか、
確実に10回連続ストレート。
応援している私たちも、
緊張でいっぱいでした。
すでに”こま名人”になっている子が、
「ダンスの発表会は緊張しないよ!
こま挑戦が一番ドキドキした」と
言っていたそうです。
どんなことでも挑戦し、
乗り超えた子ども達はすばらしい。
こまに限らず、
跳び箱、アイロンビーズ、和太鼓などなど、
いろいろなことに挑戦してきました。
そして、これからも目を輝かせて
「やってみたい!」と心が動き、
身体も動いて、挑戦しつづけることでしょう。
それでも、今後大きな壁にぶつかり、
迷う時には”第2のおうち”である
こととも保育園しかやまへ来てほしいと思います。
もちろん、何かうれしいことがあった時にも
一緒に喜びあいたいです。
宇宙が大好きだったみんなが
心をこめて作った卒園製作
『うちゅうりょこうへいきたいな』も
飾ってあります。
遠慮なく遊びに来てくださいね。
