こととも保育園もりやま

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絵本は友だち

いつもなら澄んだ青空の下、お散歩三昧なはずの5月なのに 梅雨入りとは・・・夏野菜たちの成長も心配ですね。

こんにちは 園長の稲岡です。

今日は、絵本が大好きな私が思ってることあれやこれやお話します。

 

私が読書好きになったのは小学校4年生の時、たくさんの本を読むことを勧める先生が担任になったことがきっかけです。
どうやって勧められたのかの記憶は曖昧なのですが、とにかくたくさんの本を読んだことを覚えています。
多分その頃読んだ本で、今でも心に残っているのが「かたあしだちょうのエルフ」「十三湖のばば」です。
家にあった世界名作全集?の中では、「十五少年漂流記」「トムソーヤの冒険」「ドリトル先生航海記」「シャーロックホームズ」・・
そんなスリルとサスペンス、ドキドキとワクワクがいっぱいのお話が好きな子どもでした。

その後も ほぼ活字中毒になった私は、通学中に読書に夢中になって電車を乗り越し、
どこだかわからない駅で 一旦途方に暮れる学生時代を送り、
保育という仕事を選んだことで、絵本との関わりが深くなったわけです。

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皆さんは 絵本を選ぶとき、どんな基準で選んでみえますか?

お母さんやお父さんだったら・・・
*昔から良いえほんと言われている本
*うちの子は乗り物が好きだから、電車やバスが出てくる本・・

保育士さんだったら
*季節のお話や行事の由来が分かる本
*お友だちと仲良く・・など今伝えたいことが書いてある本・・

絵本を選ぶ大人には、色々な思惑があったりします。しかし、思い通りにならないのが子ども。

せっかく買ってあげても全くヒットしない。
新しい本には目もくれずお気に入りの絵本ばかりを読んでいる。。。そういうことよくありますね。

 

絵本との出会いも一期一会。タイミングがきっとあるんです。
もしかしたら その本はその子にとって 今 じゃないのかも。1か月後・1年後に手に取ってはまるのかもしれません。

だから 今 ヒットしなくてもがっかりしなくて良いのです。

 

私の絵本選びの基準は、 私が好きな本。

本屋さんや図書館でなにか心がひかれたり

「おおっ」と思ったり

くすっと笑ったり

好きな作家さんだったり

 

絵本との出会いも「ご縁」

小4の私が、担任の先生によって たくさんの本と出会わせてもらったように

こととも保育園の子ども達がいろいろな本と出会い、
お話の中で夢見たり、冒険したり、喜んだり、泣いたり、怒ったり・・
そんな経験をたくさんしてほしい。

 

昔、0歳から長くご縁のあったAちゃん。
(もう成人していて、お医者様目指して奮闘中)
中学生になっても 私が弟くんに絵本を読むときに聞きにきてくれていました。
彼女はもう覚えていないと思いますが、私にこんな言葉をくれたのです。

「絵本は自分で読むより人の声で聴くのが好き。
自分で読んだらあっという間に終わっちゃうけど、
読んでもらったらお話の中に長くいれるから」

そんなこと言われたら、頑張らないわけにはいきませんよね。

Aちゃん!
あれからずいぶんたったけど、私はまだ子ども達に本をたくさん読んでいますよ。

何軒かある私の行きつけの本屋さん!
絵本を大事に見るので、1冊はビニールかけないで読めるようにしてください!

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
皆さまにも良い絵本との出会いがありますように

 

ちえ

 

 

 

 

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