こととも保育園もりやま

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自分が大切な存在と感じられるところ

こんにちは。
一歳児あさぎぐみ担任の渡辺です。

梅雨入りしましたが
気持ちのよいお天気の日も多く、
午前中はテラスあそびを
楽しんでいます。

雨上がりの日は
残ったしずくが
きらきら光ってきれいです。

そんな中、ひとつ年下の
もえぎぐみさんの扉が開くと、
「あっ」とにこにこで保育者の顔を見てから
うれしそうに迎えにいく、あさぎぐみさん。

「おはよ~」と言っているかのように
もえぎぐみさんの顔をのぞいたり、
頭をよしよしとしたり、
自分たちより小さいお友だち
ということを感じて、
愛しそうにする姿が見られます。

そんなお友だちに向ける
やさしい眼差しを見ていると、
自分が愛されてきたように
もえぎぐみさんにしていることが
伝わってきます。

 

 

進級、入園した頃は
新しい環境にお家の方と離れて
不安で泣いていた子どもたち。

「大丈夫よ。いっしょにいるからね」
と、ひとりひとりに寄り添い、
遊んだり、食事をしたり
関係を築いてきました。

そして、今では安心感の中で
保育者を通してお友だちのことを
見ています。

毎日いっしょに過ごすことや、
あそびを通し、真似をしたり、
「いっしょに」という気持ちが
見えはじめてきました。

「おいで~」と、
お部屋に戻ろうよと呼びに行ったり
手をつないでわらべ歌を楽しんだり。

「お友だちといっしょに」という
うれしさを感じているようです。

このように日々の保育者と
顔を見合わせ、アイコンタクトとり、
安心する気持ちので
乳児の主体性は育まれていきます。

 

 

お部屋でのあさぎぐみさんたちは
お出かけごっこがお気に入り。
思い思いのものをバックに入れ、
またがって座れる箱型玩具に
乗って出発進行!

大好きなバスや電車になります。
ごみ収集車も登場します。

「やりたい」とだんだんと
集まってきて、
「どこに行くのかな?」
「スーパー!」
「こうえん―!」
「いってきまーす!」

保育者もお友だちになって輪に入り、
毎回いろいろな世界がひろがります。

「何が入っているのかな?」
保育者が聞くと
「おさかな!」「おかね!」

買ってきたさかなを並べて
料理が始まります。
お母さんのお家での姿を
思い出しているのかな。

お母さんに買ってもらった
ラムネがうれしかったようで、
買い物ごっこの際にはバックに
ラムネが入っていると教えてくれます。

いっしょにいきたい!と
乗り物に乗りにくる子。
近くに着てみんなの様子を見ている子。
自分のあそびを黙々と楽しんでいる子。
自分の安心できる空間の中に
少しずつお友だちの空間が
広がっていくのを感じています。

 

 

毎日の見通しを立てられる生活、
自分が生きていく世界に
安心感が持てると、
自信が持て自己肯定感を
育んでいくことができます。

子どもたち一人ひとりが
それぞれの「好き」「楽しい」
「友だちといっしょがうれしい」
を感じ、
自分が大切な存在と感じられる
「第2の家庭」でありたいという
想いのもと、
保育を続けていきたいと思います。

 

 

 

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