こととも保育園もりやま

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ピッテラトッコのようなるり組さんへ

こんにちは。
4歳児やまぶき組担任の加川です。

今月の月刊絵本『ピッテラトッコキャンプにいく』を
子どもたちと読み合っています。
(月刊絵本の詳細は5月24日のブログをご覧くださいね)

主人公は”ピッテラトッコ”という小さなリスのコックさん。

ある日、ピッテラトッコはとんがり山の湖へ
キャンプに行くことにしました。

キャンプへ向かう道中、
助けを求める子ウサギたちの声。

お腹をすかせた子どもたちのために、
ピッテラトッコはありものの材料を使って、
おいしい料理を振る舞います。

助けを求める子に、
迷わず手をさしのべる心優しいコックさん。

みんなで作って食べる喜び、
さまざまな食の喜びに満ちた物語です。

ピッテラトッコには決め台詞があります。

おはなしの時間に読み合っているうちに、
子どもたちも一緒になって、
「よしきた、ぼくにおまかせあれ」と
言うようになりました。

もうすぐ、年長児るり組さんの
”スペシャルるりタイム”があります。

いつも一緒に遊んでくれたり、
困っている時にはやさしくしてくれたりと、
まるでピッテラトッコさんのようなるり組さんに、
「なにかお礼がしたい」と考えた子どもたち。

そこで、”スペシャルるりタイム”を楽しんでもらいたい、
楽しんでもらうには何をしたらよいのかを
やまぶきさんで話し合うことになりました。

絵本を見ながら話し合っていると、
ギターを持っている動物を見つけ、
「おばあちゃんの家にギターがあるよ」と、A君。

「ぼくの家に鈴があるから持ってこようか?」と、B君。

楽器で演奏をすると考えたようです。

そこで、”スペシャルるりタイム”当日のメニューが
絵本と同じカレーということを伝え、
「カレーの野菜をプレゼントするのはどうか」と提案すると、
「それいいね」と大賛成。

にんじん、じゃがいも、たまねぎ、
カレー粉、お米と、
材料を声に出しながらみんなで確認をし、
園長先生に材料を買ってもらうように
お願いに行きました。

すると、園長先生も
「よしきた、わたしにおまかせあれ」と
うれしい返事。

るり組さんへのプレゼントが決まり、
ひと安心。

もちろん、このことは
るり組さんには内緒です。

「るり組さんには秘密にしておこう」と、子どもたち。

「やまぶきさん、お願いね?」と私が言うと、
「よしきた、ぼくたちにおまかせあれ!」と
腕を上げる動作までつけて返事をしてくれました。

「るり組さんに喜んでもらいたい」という思いが、
とても伝わってきた瞬間でした。

日々のあそびの中で、
子ウサギたちが料理を食べているところを
画用紙や空箱で再現してみることにしました。

作っているうちにどんどんとアイデアが浮かび、
手が止まらない子どもたち。

すると
「ピッテラトッコさんみたいにレストランを作りたい」と
C君が言いました。
絵本の世界はまだまだ広がっていきそうです。

子どもたちは絵本や物語の世界を
”あそび”という形で表現することで、
子どもたち同士や大人と、
その世界を共感し合い、共有していきます。

豊かな想像力は
子ども時代にだけ必要なものではなく、
大人になっても、
人生を豊かなものにしてくれる大切な力だと思います。

これからも子どもたちのつぶやきや願いを
形にしていきたいです。

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