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お当番さん大好き!
こんにちは! 3歳児ぱんだ組担任の西村ひさよです。
肌に当たる風も日に日に冷たくなり、冬の訪れを感じます。
そんな中でも子ども達は元気いっぱい園庭でリレーやボールあそび
缶ぽっくりを楽しんでいます。
今日は子ども達が毎日楽しみにしているお当番活動について
お話したいと思います。
ぱんだ組になって5月からはじめたお当番さん。
朝の会で「今日のお当番は・・・です」「お当番さんお願いします」
「一生懸命頑張ります」の挨拶からはじまり、給食、おやつの配膳
保育士のお手伝い等々、毎日交代で頑張ってくれています。
はじめはぎこちなかったお手伝いもどんどん上手になって
成長を感じます。
そんなある日、ぞう・きりん組のお当番さんが床拭きをしているのを
じーっとながめているぱんだ組さん。
保育士が
「ぱんださんも床拭きやってみたい?」
「やってくれると先生助かるな~」と話すと
「やりたい~!!」と即答
そしてその日からグループごとに毎日交代で床拭き当番の
仕事が増えました。
はじめは、雑巾の絞り方、床の拭き方もわからず
保育士が一緒にやったり雑巾をしぼってあげたり・・・
それでも子ども達は「今日の雑巾当番はどこのグループ?」
と楽しみに頑張ってくれていました。
そして「先生~お風呂で絞るの練習してきたよ」
「ぼくも~わたしも~」と
小さい手で力いっぱい雑巾を絞る姿を嬉しそうに見せて
くれる子がふえていきました。
そして、日に日に保育士の仕上げ絞りをしなくてもいい子が
増えてきて「先生~上手に絞れてる?」「みて~」と得意げに
見せてくれるようになりました。
今では保育士が「仕上げしなくてもばっちり!上手!!」
の声に誇らしげな表情がキラキラ輝いています。
中には部屋の隅の汚れに気が付いて拭いてくれる子や
嬉しそうに「雑巾真っ黒になったよ」とお部屋がきれいに
なったことを報告してくれたり
「雑巾がけ競争よーいドン!」と皆で誘い合って
楽しんでいます。
そんな、子ども達の「やってみたい!」からはじまった雑巾がけを通して
「やってみたい」「やってみよう」と思う気持ちの大切さと
できないことにも一生懸命努力して「やりとげる」ことの大切さを
実感しました。
保育士は日々の生活の中で子ども達の「やってみたい」の発信を
しっかり受け止め、そこに必要な関りや援助を見極め
過程を大切にしていきたいと感じました。
幼児クラスになって大きい子からたくさんの刺激をもらって
出来ることが増えてどんどん成長していくぱんだ組さん
進級までの残り4か月でますます成長した姿が見れることと
楽しみです。
次はどんな「やってみたい」に出会えるかな。
ひさよ