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絵本大好き
セミの鳴き声も
いつの間にか遠のき、
涼しい秋風が吹く季節となりました。
こんにちは。
1歳児あさぎ組の桂本です。
秋といえば
食欲の秋、芸術の秋、
読書の秋、スポーツの秋など、
いろいろありますね。
その中でもあさぎ組は
読書の秋、真っ盛りです。
マーマこととも保育園には
絵本年間計画というものがあり、
ねらいに沿った絵本や季節、
言葉、食べ物といった
項目にあった絵本を
月ごとに決めています。
あさぎ組にも
今月の絵本が棚の上いっぱいに
並べられています。
気になった絵本を見つけた
子どもたちは手を広げ、
「これ!」と言って
保育者に読みたいと要求します。
絵本を取ってもらって
保育者の膝に座ったら、
いざ絵本の世界へ。
どんな世界が待っているのか
わくわくの子どもたち。
その表情はとても真剣です。
「早く先が見たい」
という気持ちから
自分でページをめくろうとする子も。
その場合、
保育者が手を添えながら
丁寧にページをめくっていきます。
そうすることで指先を使って
ページをめくる力が
養われていきます。
何度も読み合いをしたことで
その絵本が大好きになり、
肌身離さない子もいました。
また、重機が大好きなAちゃんは
絵本『はたらくくるま まかせとけ!』に
出てくるたくさんの重機に大興奮!
「ダンプカー」や「クレーン車」など
簡単な言葉は覚えて、
イラストを見ただけで
言えるようになりました。
『あーんあーん』では、
泣いていた男の子・女の子たちが
カラフルな魚に変身してしまうのですが、
その魚を指さして「○○ちゃん!」と
自分やお友だちの名前を言って
盛り上がりました。
また、泣いている男の子の絵を見て
お友だちの名前を言うBちゃん。
お友だちが泣いていた時のことを
覚えていたようです。
泣いていたお友だちと
男の子が同じだと思ったことに
驚くとともに感心させられました。
このように絵本というのは
現実では起きないできごとを体験できたり、
日々の生活で
大切なことを学ぶことができます。
さらに、あそびの幅が広がる
子どもにとって
なくてはならないものだと思います。
これからも絵本だいすきな子どもたちが
いろいろな世界に行けるよう
たくさん読み合っていきたいと思います。