わたしのスプーン
園庭の木々は新芽がふくらみ、
新しいフラワーリースには
春の色があふれています。
こんにちは、
保育補助のペッマニーです。
今回はスプーンのお話をしたいと思います。
みなさんのお家には
どんなスプーンがありますか?
ティースプーンやスープ用のスプーン、
金属製やプラスチックなど
形も素材もさまざまかと思います。
はぐみのでは食事の時、
4種類のスプーンを使っています。
初めは抱っこ食べで、
最初は持ち手の長い介助スプーンで
口まで運んでもらいます。
だんだんとそれを
自分で引き寄せるようになります。
一人でしっかり座れるようになると、
少し湾曲したソフトスプーンLハンドルを
しっかり握って、
自分ですくって食べられるようになります。
(このスプーンには「ののじ」という
愛らしい名前がついています。)
手首がしっかり返せるようになると
まっすぐなソフトスプーンの出番です。
さらに、しっかりと重さのある
キッズスプーンへ進み、
介助がなくても上手に
自分でできるようになります。
スプーンは自分と
大好きなものをつないでくれる、
子どもたちにとって身近な存在です。
「おさじさん」という絵本では、
うさぎのぼうやのところに
おさじさんがやって来て、
あつあつおかゆを食べる
お手伝いをしてくれます。
「スプーンたん」という歌でも、
野菜ぎらいのこまったちゃんに
「ここはわたしにおまかせあーれ」と
エールを送ってくれます。
はぐみのでもお家でも、
子どもたちが今の自分にぴったりの
「わたしのスプーン」で楽しめれば、
食事の時間はますます
幸せなものになるでしょう。