こととも保育園もりやま

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絵本の世界へ

園の隣家の軒下に、
夏からつばめ達が巣づくりを始めました。
あっという間にできあがり、
毎日子どもたちが過ごすテラスから、
親鳥が巣へ戻っては
飛び立つ様子を見守ってきました。

ある日ヒナの鳴く声が聞こえ、
しばらくすると巣の周りを数羽、飛ぶ姿が。
「つばめさん!」「ピピピ」と、
みんな「わぁ!」と空を見上げ、
拍手をする子も。

つたない飛び方をしていたヒナたちも、
数日仲良く練習していましたが、
やがて巣を空け、
あたたかい地へと旅立ったようです。

また来年、
戻ってきてくれると嬉しいなぁと
思っています。

こんにちは。
1歳児あさぎぐみ担任の渡辺です。

絵本が大好きなあさぎぐみさん。
園には絵本年間計画というものがあり、
ねらいに沿った絵本や、
季節・言葉・食べ物といった
項目にあった絵本を
月ごとに決めています。

大好きな大人との安心感、
信頼感の中で絵本を読み合い、
心豊かに育む時間を過ごすこと、
絵本の中で楽しさや喜び、
わくわく感、どきどき感などを感じる
経験をすることなどを大切にしています。

 

絵本ラックの下で指を差して
「見たい」と教えてくれるあさぎぐみさん。

「おべんとう」を読むと
手が伸びてきてパクパク。

保育者にも「あーん」と
どうぞとしてくれます。

ミートボールやタコさんウインナーの場面では、
「ジュージュー」
「あっちっちーねー」と
声が聞こえてきます。

早く次が見たいと
ページをめくろうとする子も。

そんな姿を見て、
おままごとコーナーにお弁当箱を置きました。

さっそくお弁当つくりが始まり、
絵本の世界からあそびが広がっていきます。

お鍋に入れて何を作っているのかな?
集中している時にはそっと見守ります。

 

いろいろな素材を詰めて、
思い思いのお弁当つくりに夢中です。
入れたり出したり、
「パクッ」と食べる真似をしてみたり。

 

 

「お弁当おいしそうねぇ。どこでたべようか?」

保育者の声かけで、
お弁当を持ってお出かけです。

お友だちに「おいで~」と手招きをしたり、
名前を呼び合う姿も見られます。

「バスに乗ってゴーゴー!」
楽しい歌声も聞こえてきます。

 

作ったものを並べて
「おめでとう~!」パーティーも始まります。
この日はジルケ人形がお客様。
楽しい世界が広がっていきます。

 

絵本の読み合いを通して、
その物語の同じ世界を楽しみ、
共感すること。

これから言葉を獲得していく
子どもたちが、
言葉を心地よい、楽しいと
感じられることを大切にして、
あそびを見守っていきたいなと思います。

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