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ニュース
おおきくなったね
昨年の4月はどこのクラスも
新しい担任、新しい保育室・・・
そして、新しいカラー帽子に
ワクワクドキドキ。
そんなはじまりから1年が経って、
先日、るり組は卒園式を終えました。
園長の金石です。
こととも保育園は
0歳児から5歳児の6クラス。
入園した頃は保育室に行くと
大泣きになり、
担当の保育士にしがみついて
私が入るのが申し訳けないくらい
だったもえぎ組。
今では朝、
挨拶に行くと「しゃんしゃん」と
身振り手振りでアピール。
わらべうたをやって!というリクエスト。
そこで、1回やると
小さな手で「もう1かい」とエンドレス。
ついつい何度もやって離れられません。
新入園児が半数のあさぎ組は
保育士が何人いても足りないくらい。
涙の大合唱だったのが、うそのよう。
この1年でグーンと成長して
友だちの存在を知り関わろうとして
園庭で「むっくりくまさん」で遊ぶ姿を
保育室から眺めて
「おおきくなったな」と感じる
ひとコマでした。
みんなくまさんになりたくって!
でも、なにか成立しているあそびが
何ともかわいい。
絵本が大好きなもも組。
年明けから少しずつ進級する
あかね組の保育室へ遊びに
行く機会を増やしました。
はじめは見慣れない保育室であそびこめず、
担任の手を握っていたのに・・・。
今ではすっかりなじんで
かるたや絵合わせをして遊んでいます。
とても強くたくましくなりました。
あかね組からは制服を着ます。
はじめは制服のボタン、ネクタイのボタンと、
着替えるのに時間と忍耐が必要で、
手伝っていたのに・・・。
今では首のところは
難易度が高いボタンも、
「自分でやってみる!」と鏡を見て、
手探りでできるようになっています。
やまぶき・るり組は、
異年齢合同という中で、
子どもたちがバディさんを大切に
お互いを認め合って
成長しあっているのを感じました。
やまぶき組はこの1年で、
るり組への憧れを高めて、
大きなつぼみが膨らんでいる状態です。
るり組は小学校へ入学します。
一緒に行ったおわかれ遠足の時から
「この子たちなら大丈夫」と
私の心の声がつぶやいていました。
なぜなら、年下の友だちにも優しく、
あそびもとことん楽しめて、
感受性も豊かで、
自分の気持ちを言葉で伝えられる。
「おおきくなったね」と感じました。
卒園式の際に祝辞を考えてきたのに、
思わずでた言葉が
「園長でよかったな」という一言でした。
いろいろなクラスの成長を見られて
保護者の方や職員とともに
喜び合えるこの仕事は
なんて幸せなんだろう。
欲張りですが、
小学校・中学校になっても
『第二のおうちのこととも保育園』のことを
忘れずに、
何かあったらいつでも
会いに来てほしいです。
いつでも待っています。