こととも保育園もりやま

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五感で楽しむ

こんにちは、
2歳児担任の岩尾です。

先日、園庭の畑では
幼児さんたちの
芋掘りが行われました。

もも組さんたちも、
「どんなおいもが出てくるのかな?」
「葉っぱがいっぱいあるねー」と
芋掘りが気になり、
幼児さんたちが取り組む姿を応援!

すると、もも組のみんなにも
見せにきてくれました。

長いヒゲや蔓が伸びていたり、
いくつもつながって
掘れたりすることにびっくり!

たくさんの大きな
さつまいもが掘れて、
みんな大喜びでした。

そこで、長い蔓を結ぶと、
電車ごっこが始まりました。

「ガタンゴトンーガタンゴトンー」
「おいもを届けに行きまーす」
「おいも駅でーす」

車掌さんになりきり、
友だちと一緒に園庭を走り、
楽しんでいました。

そして、次の日。
もも組さんたちが園庭に出ると
真っ先に向かった場所が、
前日にお芋がたくさん掘れた畑。

畑は幼児さんたちが芋堀りをしたので、
土が掘り起こされて
何もないように見えましたが、
もも組さんたちも
「芋掘りをやってみたい」
「まだ芋が隠れているかもしれない」
という思いから、
自然と土を掘り始めていました。

すると、
「あったー!!」と
大きな歓声があがり、
土の先から紫色のさつまいもが
少し顔を出しているのを
見つけました。

さつまいもを傷つけないように
みんなで周りの土から
優しく掘っていくと、
小さなさつまいもを無事に
掘り出せました。

「まだ他にも眠っているかも!」
と目を輝かせ、
宝探しのようにみんなで夢中で
土を掘り進めてくと、
次々にさつまいもを発見!

全部で15個ほど、
小ぶりのさつまいもを収穫できました。

実際に目で見て触れることで、
どんな形をしているのか、
どんな匂いがするのかも
知ることができました。

さつまいもの他にも
土の中からミミズや、
セスジスズメの幼虫など、
いろいろ生きものも発見し、
またまた大盛り上がり。

掘れたさつまいもはひとりひとつずつ、
丁寧に素手で洗って
土を落としてキレイにしました。

収穫したさつまいもは
おやつの時間に焼き芋で食べて、
とっても満足気な表情。

できたての焼き芋を触ってみると
「あっつーい」と、
ちょっとびっくり。

普段から、わらべうた
「やきいもぐーちーぱー」で
じゃんけんを楽しんでいたので、
これがうたに出てくる、
“ホカホカホカホカ アチチのチー”かぁ、
と納得。

絵本『おならうた』では1ページ目に
“いもくって ぶ“というシーンがあります。

おやつで焼き芋を食べた後には
「誰かオナラしたかなー?」
「すかして すー かなぁ?」
なんて言葉も飛び交い、
クラスが和んでいました。

幼児さんがやっていたように、
もも組さんたちも芋掘りができ、
五感が研ぎ澄まされて
心揺さぶられるような
体験ができました。

そして、子どもたちの
やりたいことが十分にでき、
幸せにあふれた表情をしていました。

楽しいことや、心地よいこと、
面白いことなど、
心揺さぶられる感情は
生きていくための力となっていきます。

これからも日々の中で、
子どもたちと一緒に
五感を全身で感じて、
楽しく過ごしていきたいと思います。

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