冬の訪れ
ランタンまつりが終わり、
今年も残すところ
1か月となりましたね。
2歳児担任の光です。
空気がひんやりとしてきて、
冬の寒さがわたしたちに近づき、
冬至に向かい、
日の光もだんだんと
静かになってまいりました。
夏に外へ外へと
発散していた子どもたちは、
冬になると内へと入っていきます。
自然界でも木々は葉を落とし、
動物たちは冬支度を始め、
あらゆるものは静かに内面へと
意識を持っていく、この時期。
各クラスの窓辺には、
職員が一枚一枚思いを込めて折った
トランスパレントが飾られ、
お日様の光を通すと、
ステンドグラスのような
やさしい光がこぼれます。
今年は各クラスごとに、
子どもたちの喜ぶ表情を
思い浮かべながら、
担任同士アイディアを出し合い、
手づくりでオリジナルの装飾を
作り上げました。
散歩先で見つけた木の実を使ったり、
すべて自然物から作り上げるものには
温かみがあり、子どもたちも
「公園にあったね!」
「保育園のみかんだね!」と
装飾の一つ一つを
身近に感じているようで、
とてもうれしく思いました。
また、先日は
みつろうろうそくづくりに
ご参加くださり、
ありがとうございました。
みつろうの何とも言えない
甘い香りは、
「またこの時期がきたな~」と
冬の訪れを感じました。
皆さまが思いを込めて
作ってくださった一本一本が、
この先迎える、
こどもたちのお誕生日会で
温かな光を灯してくれます。
寒さがより一層厳しくなり、
暦の上でも”師走”と言われるほど、
慌ただしく動いています。
ついついやることが多く、
気持ちも忙しくなってきますが、
この時期こそ、
ゆったりとした時間を持ち、
また、意識して子どもたちに
向えるように心がけたいですね。
寒さの中で迎える
クリスマスの温かさが、
どうか皆様のもとに届きますように。