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”にじいろちからくん”を通して広がる世界
こんにちは。
3歳児あかね組担任の渡辺です。
秋も深まり、
虫探しや木の実拾いに目を輝かせて、
お散歩が一段と楽しみな日々です。
さて先日、秋晴れの気持ちのいい日に、
新海池公園へ遠足に行きました。
遠足が近づくにつれて
「あと何回寝たら遠足〜?」
「3回だよね!
お弁当、ママが作ってくれるんだー!」と
会話が聞こえ、
とても楽しみにしていたみんなです。
遠足当日の朝、私が部屋へ行くと
5歳児るり組さんたちに呼ばれました。
「にじいろちからくんがいないの!」
「お手紙があってね、
宇宙人に連れていかれちゃったの」と
みんなが慌てていました。
”にじいろちからくん”とは、
るり組さんがこどもの日に製作した、
こいのぼりです。
部屋にはなんと
宇宙人からの置手紙がありました。
『ちからくんはあずかった。
新海池公園までさがしにこい』と
書いてあります。
手紙に書いてあったように
太陽と月グループにわかれて出発です。
「みんなで力をあわせるよー、
えいえいおー!」
異年齢児同士で手をつないで歩きます。
年上の子は年下の子を手伝ってあげよう、
守ってあげようという気持ちが
表情にあふれていました。
公園に着いてしばらく歩くと…
木にぶら下がる宇宙人からの手紙を発見!
太陽グループ、月グループ、
それぞれへの手紙の指示を読みます。
ふれ合いあそび『ホットケーキやけたかな』や、
『足じゃんけん』を楽しみ、
公園の遊具でたくさん身体を
動かしてあそびました。
みんなが合流し、最後の手紙を発見。
森の中へ入ると…大きな袋を抱えた
”にじいろちからくん”がいました。
「ちからくんがいたよ!よかったぁ」と、
みんなホッと一安心です。
袋の中身は一人一人の名前入り
『うちゅうをまもる うちゅうたいいん』の
任命キーホルダーと、
おやつが入っていてみんな大喜びです。
身体をたくさん使ってあそんだ後に
みんなと食べるお弁当は、
格別においしかったことでしょう。
”にじいろちからくん”も無事に
お弁当タイムからみんなの仲間入りです。
お昼からも、
るり組さん達とのたくさんあそんで、
公園でおやつも食べて、
大満喫して帰りました。
遠足が終わってからも、
子どもたちは宇宙人の存在を
身近に感じているようですよ。
部屋のじゅうたんを見て、
「見て!大きい足跡が残ってるよ!
宇宙人がまた来たのかもしれない」
「どこから入ってきたんだろうね」と
会話が広がっていきます。
またある日のこと、
この日は就学時健康診断の日でした。
午睡から目覚めたあかね組さん。
寝る前まではいたはずの
るり組さんたちが半数以上いません。
A君はしばらく考えて、
「また宇宙人が来て
連れていかれちゃったんだ!」と
教えてくれました。
宇宙への興味がどんどん広がる子どもたち。
これから宇宙人たちと
”にじいろちからくん”の関わりは
どうなっていくのでしょうか…
楽しみです。
子どもたちの想像力は
とても深く豊かですね。