こどもの日
こんにちは、
5歳るり組担任の森脇です。
4月に進級して、また一つ
大きくなったことを感じ、
るりタイムがある楽しさを味わいながら
過ごしてきた子どもたち。
園庭に大きなこいのぼりが泳ぎはじめると、
こいのぼりの歌をうたい、
“もうすぐ子どもの日”と楽しみにしてきました。
ある日のるりタイム。
絵本に登場するこいのぼりのように
“外で一緒にあそびたい”と
こいのぼりづくりがスタート。
自分の好きな色や模様のこいのぼりを作り、
風車や吹き流しなど、
飾りを増やしていきました。
中には、こいのぼりではなく、
“竜やドラゴンを飛ばしたい”と、
こいのぼりと合体!
作っていくうちに、
“もっと仲間を増やしてあげたい”
“もっと可愛くしてあげる”と
作る楽しさや満足感を味わいながら、
12人それぞれ、
思い思いのこいのぼりができ上がりました。
早速、園庭へ連れて行くと、
一斉に走り出す子どもたち。
こいのぼりや竜が風に乗って泳ぎ、
飛ぶ姿や勢いよく回る風車に
笑顔を見せていました。
また、園庭に泳ぐこいのぼりの気持ちになって、
「仲間が増えて嬉しいんじゃない?」
「泳ぎ方教えてくれてるみたい」と
口にしていました。
そんなるり組さんの姿を
近くで見ているやまぶき組さんが
「やってみたい」と言葉をもらすと、
「じゃあ、私たちが教えてあげる」と
こいのぼりの作り方を優しく教えてくれる、
るり組さんでした。
そして、“もっと大きいのをつくりたい”と
今度は友だちと一緒に
大きなこいのぼりづくりがスタート。
一緒に取り組む中で、
自分の話を聞いてくれなかったり、
友だちと意見が合わなかったり、
難しさや協力することの大変さを
感じる場面も少しずつ出てきました。
それでも、互いに意見を伝え合い、
一つずつ決定していきながら
6匹のこいのぼりが増えました。
ことともの子どもの日には、
“くぐると強くなれる”
“かわいくて、おしゃれになれる”など、
それぞれの思いが込められた6匹のこいのぼりを
やまぶき組さんやあかね組さんとくぐり、
みんなパワーがみなぎっていました。
菖蒲湯では“強くなれる匂いがする”と、
菖蒲の葉を嗅ぎながら、
「きもちいい〜」
「あったか〜い」と
足湯を楽しんでいました。
こうして今年も
こどもたちみんなが元気に育ったお祝いと、
一年健やかに大きくなりますように!と、
無事に子どもの日が終わりました。
今回、“やりたい”を形にする
楽しさや喜びを味わったことで、
次は「秘密基地をつくりたい」
「乗れる車が作りたい」と
子どもたちから“やりたい”が出てきたり、
友だちが楽しむ姿に、
“入れて”
“一緒にやりたい”と
仲間が増えていったりしています。
これから子どもたちの想いを
かなえていくとともに、
一つひとつの経験を
一緒に積み重ねていきたいと思います。
