- HOME
- しかやまのブログ一覧
- うれしい!たのしい!お誕生日会
ニュース
うれしい!たのしい!お誕生日会
こんにちは、
あかね組担任の桂本です。
ジメジメと蒸し暑い
梅雨の時期がやってきました。
晴れた日は園庭で泥あそび、
雨の日は室内で各々、
好きなあそびを楽しんでいます。
そんな子どもたちが最近、
楽しんでいるあそびについて
ご紹介したいと思います。
こととも保育園しかやまには
絵本年間計画があり、
ねらいに沿った絵本や季節の絵本、
ものがたり、昔話といった
項目にあった絵本を選んでいます。
また私事ですが、
5月に誕生日を迎えました。
そのことを知った子どもたちは、
「あれ?ほのかさんのケーキは?」と…。
いつもお誕生日には、
その子の写真とケーキが飾ってあるのに、
ないことに気付いたのです。
そこで、お休みしていた私に
内緒で色鉛筆や丸シールで
お誕生日ケーキを作ってくれました。
それから少しずつあそびの中で、
お誕生日会ごっこが
開催されるようになりました。
お誕生日会ごっこをする姿や
6月に進級して初めての
お誕生日会があることから、
もっと興味・あそびの幅が
広がったらいいなと思い、
『ピヨピヨハッピーバースデー』という
絵本を用意しました。
絵本を見つけた子のリクエストで、
あそびの時間に読み合うことに。
読み進めていくと、
たくさんの種類のケーキや玩具が出てきて、
「○○ちゃんはこれがいい!」
「これは何?」と
言葉が飛び交いました。
大人の私でも気持ちが高まったので、
子どもたちのわくわくや興味は
なおさらだと思います。
ハッピーバースデーの
歌の場面が出てくると、
一緒に歌い、
ろうそくを消す時も
「フ~」としっかり
息を吹きかける動作をします。
そして、「おめでと~!」と
拍手でお祝いするのが
お決まりとなっています。
こうして何度も読み合ったことで、
子どもたちのお気に入りの
絵本になりました。
そんな中、あかね組初の
お誕生日会がやってきました。
私(桂本)の誕生日の次が
自分の誕生日であることを覚えており、
ずっと楽しみにしていたAちゃん。
しかし、いざお誕生日会が始まると、
普段こんなに注目されないからか
緊張でドキドキな様子…。
それでも友だちに
お祝いされるのは嬉しいことで、
少しずつ緊張も溶け始めていき、
子どもたちの好きな
質問コーナーの時には、
はっきりとした大きな声で
質問に答えていました。
そして、最後のみんなとの
記念撮影の時には
いつものAちゃんになり、
変顔をしながらも(笑)、
笑顔で終えることができました。
毎月“みんな一緒に”ではなく、
その子の誕生日にお祝いすることは
お誕生日の子はもちろん、
お祝いしてくれた子たちも
思い出に残る会になると思います。
お誕生日会、絵本でさらに
“誕生日”への興味関心が
高まった子どもたち。
おやつ後のある日、
机いっぱいに作った料理を並べて、
何やら始まる感じの
子どもたちの姿がありました。
よく見てみると、
あかね組のお人形“あおちゃん”の
頭に被りものが。
どうやらあおちゃんの
お誕生日会のようでした。
仕切り役とお祝い役に分かれて、
「せーの」の合図で
「ハッピーバースデートゥーユー♪」
歌うスピードがバラバラで、
“なんて言っているのだろう…”と
笑いが込み上げてきましたが、
あそびの世界に入り込んでいる
子どもたちの楽しそうな姿に、
微笑ましい気持ちにもなりました。
さらに様子を見守っていると、
今度はあおちゃんが
何歳になったのかという話へ。
何歳になったのかな~と
聞いていると、
なんと出てきた年齢は
14歳!笑
思わず「え?中学生?笑」と
ツッコんでしまいました。
その後も繰り返し歌を歌い、
何歳になったのかという
質問に対して「56歳!」と、
これまたツッコんで
しまいたくなる年齢で、
大人の私は大笑いした
お誕生日会ごっこでした。
でも、子どもたちはとても真剣。
子どもの頭の中や世界って面白いです。
自分の誕生日が誰の後なのか話すと、
「Aちゃんの次は、
Bちゃんの誕生日だよね!」と、
うれしそうに笑う姿が印象的です。
年に一度しかない特別な日が、
その子にとって最高に
幸せで楽しい日になるよう、
心を込めて子どもたちと
一緒にお祝いしていきたいです。