カラー帽子の色が変わると、何かが変わる!?
令和7年度が始まりました。
園長の金石です。
4月1日初日は3歳児クラスが
2階から1階へ移動するので
戸惑いが起きるかと想定していました。
ところが、昨年度に比べて
異年齢合同で同じクラスになるのが
3歳児クラスのみなので、
お世話をしてあげたい4・5歳児が
優しく手ほどきしてくれました。
また、3歳児も
「あかね組なの!」と
自分で言い聞かせるように廊下を進み、
自分で支度もはりきっていました。
るり組は新入園児のために
コツコツとプレゼントを作り。
入園式では歌も披露します。
念願のるりタイムにもワクワク。
4月2日の朝には
「早くるりタイムにならないかな〜」と
つぶやくくらい。
やまぶき組は今まで幼児の中で
一番小さな友だちだったのが!
”さあ、園庭に出かけよう”という時になって、
ウッドデッキのところに並ぶのに、
みんな”我、急げ”と並び始めたのですが…。
「ねえ、あかね組さんが一番先だよ〜」
という声。
食事の時にはグリンピースが苦手だった子が
4月1日を境に「たべたよ」の声。
後日出てきた、コーンも食べていました。
何が変わったの?
あかね組はドキドキしながらも、
「やってみたい!」が勝って
自分でお仕度も張り切ってやっています。
途中までやって、
遊びに夢中になっていた女の子に
「〇〇ちゃん、まだタオルがあるよ」と
声を掛けると、
「(おしえてくれて)ありがとう!」と
タオルを取りにきてかけていました。
少々、驚き。
怒ると想像していただけに、
びっくり。
決めつけてはいけませんでした。
もも組も例年4月は
3対1の食事から始まっていたのですが、
今年は6対1でも大丈夫。
手を洗う時も幼児と同じように
手ふきタオルをタオル置きにおいて
手を洗って、拭いています。
そのままタオルかけまで行くと
床が水びたしになり、
ハンカチに移行した後も
その習慣が生きてきます。
すっかりその流れも定着していました。
あさぎ組は新しい保育室、担任など
環境の違いに登園の際は涙することもありますが、
保護者の方が出かけられた後は
ケロっと遊んでいます。
あそびのコーナーには
テーブルとイスが登場しました。
座っておままごとを始め、イスに座り、
イスから降り、再びイスを戻して
違うイスへ移動というのを
楽しんでいる子もいます。
丁寧にイスを戻す姿は
とても愛らしいです。
4月1日を迎え、カラー帽子の色が変わり、
子ども達の心にも「おおきくなったよ」という
現れが全身から滲みでています。
保育理念にもありますが、
一人ひとりの子どもを大切にし、
子どもたちが自分を
かけがえのない存在であると実感し、
自己を発揮できるように、
職員一同、尽力し、
挑戦し続けていきたいと思います。
