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季節のあそび
こんにちは。
二歳児もも組担任の前島です。
「はじめまして・・・」と
子どもたちと出会った
4月から早くも10か月が経ち、
もも組での生活も、
残り2か月となりました。
春は一人ひとりとの
時間をたくさん持ち、
信頼関係を作ってきました。
夏は水あそびやプールあそびを、
秋は園庭や公園で
思いっきり身体を動かし、
一緒に楽しんできました。
その中で、季節に合わせたあそびや、
絵本から広がるあそび、
そして、
行事の疑似体験ができるあそびなどを、
子どもたちの喜ぶ姿を
思い浮かべながら考え、
取り入れてきました。
そこで、今回は
お正月あそびをした
もも組での様子を
ご紹介したいと思います。
位置お手紙ごっこ
「保育園からの年賀状届いたかな?」
との保育者の問いかけに
「とどいたよー」と。
そこで、
ポストやお花・星の型を用意し
(文字はまだ分からないため)、
好きな絵を描いたり、
型をのりで貼ったりしました。
「のりは順番に使うから、
使い終わったら真ん中に置いてね」
と伝えると、ずっと手に持っている子に、
「真ん中に置くんだよ」
「わかってる」
「今、使ってる」など
子ども同士で会話しながら、
次には
渡す相手のマークはピンクの枠に、
自分のマークは黄色の枠に貼りました。
「わ〜い、できたよ、ポストへ入れるね。」
と、とっても嬉しそうな表情でした。
保育者が郵便屋さんになり、
「お手紙で〜す。」と渡すと、
少し恥ずかしそうに受け取ってました。
②“おかめ”と“ひょっとこ”で福笑い
最初は目を隠さず
「目はここ、鼻はここ・・・」と
言いながら置いていました。
「目を隠してあそぶと面白いよ」
と伝えると、
「やってみる」と言い挑戦!
「え〜どこ?」と、
手探りで苦戦しながらも
できた顔を見て大笑い。
「もう一回やる」と
意欲満々であそんでいました。
③おもちつき
1月11日に保育園でおもちつきがあり、
小さい杵と臼で
子どもたちも、もちつきの体験をしました。
次の日、廃材で杵と臼をお部屋に用意すると、
「これな〜に?」と
最初はそ〜っとに手に取っていた子どもたち。
しばらくすると
「正月三日のもちつきは・・・♪」と
お正月明けから楽しんでいた
わらべうた“もちつきぺったんこ“の歌が始まり、
杵を頭上高く振り上げたり、高速でついたり・・・。
「はい、できたよ〜、きなこもち」と
まねっこしてあそびました。
④カルタあそび
「保育園にはカルタある?」
という子どもの声に、
まだ字はわからないので
子どもたちの顔とマークを使って
カードを作り、カルタあそびに。
「誰のことを言っていいるか当ててね」と
保育者が
「その子の名前の最初の文字は〇です、
席はここです。」とヒントを出すと、
「○○ちゃん」と
その子の顔やマークのカードに手を置いてました。
次は誰のこというのかな?と
保育者の顔をじ〜っと見つめる子どもたち・・。
今では、カードを裏返しにし、
顔とマークを合わせる
神経衰弱をするのが好きなようです。
いろいろな物が普及し、便利になった世の中ですが、
こうした日本の文化や伝統的なあそびを大切にし、
子どもたちに伝えながら共に楽しみ、
その時々の季節を感じていきたいと思います。