こととも保育園もりやま

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憧れのまなざしで

こんにちは。
2歳児、もも組担任の岩尾悠世です。

夏の暑さも過ぎ去り、
ようやく涼しさが出てきましたね。

園庭ではもも組さんだけではなく、
幼児クラスのお兄さん、お姉さんも
一緒にあそんでいます。

お兄さん、お姉さんは
どんなあそびをしているのだろう?

鉄棒や、大縄跳び、泥だんごづくり…、
間近であそぶ姿を見て、

“すごーい!”

“どうやってやるのー?”

もも組のみんなは目を輝かせながら、
数を一緒に数えたり、
真似してやってみたりしています。

そんな中でも熱中していたのが、
「色水あそび」

お兄さん、お姉さんを見て、
見よう見真似で挑戦!

でも、透明な水を
コップからコップに移したり、
混ぜたりしてみましたが、
色が変わりません。

不思議そうに水を見ていると、
「アサガオの花とか葉っぱを
潰すんだよ」と
花を取って来てくれて、
優しく手を添えながら教えてくれました。

色を出すには
花や草がいることを
教えてもらってからは、
大急ぎで葉っぱ集めに向かいました。

「でも、綺麗に咲いている花は
かわいそうだから、
しぼんでる花を取ってね!」と、
5歳児るり組さん。

「これはしぼんでるから
もう取っても大丈夫かなー?」と、
保育者に確認するもも組さん。

「お母さんがいつも胡麻を潰してるのと
同じようにやるんだよ!」
「見てて!」と、
3歳児あかね組さん。

おうちでお母さんが
すり鉢を使っている姿を
よく見ていたのですね。

すり鉢で潰すのにも
力が必要となり、
手先の発達にもつながります。

無事に自然の素材をもとに
メロンジュースやブドウジュースをつくり、
友だち同士で乾杯して
ままごとあそびが始まりました。

「どんな味がするんだろう」

ついつい本当に
飲みたくなってしまうような勢いです。

あそびの中で、自分自身で
何をつくるのかを考えるため、
子どもたちのアイディアで
あそびが広がっていき、
想像力も働かされ、
多くの色に触れることで
自然に色彩感覚も養われます。

異年齢で過ごすことで、
「年下の子に優しく教えてあげたい」
という気持ちが芽生えたり、
いろいろなことができる
年上の子の姿を見て、
憧れの気持ちが持てたりと、
お互いに刺激を受けています。

そんな姿やあそびが代々
引き継がれていることがよくあります。

子どもたちの興味や意欲に
寄り添っていき、環境を整え、
子どもたち自身であそびを広げる
“よいあそびグセ”をつけていきたいです。

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