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最後のクッキング(前編)
こんにちは。栄養士の田代です。
少しずつ暖かくなり 春の訪れを感じるようになりましたね。
こととも保育園の子どもたちも暖かい日にはお散歩に出かけて
「いい匂いする~」「今日のお給食なに?」と元気いっぱいに帰ってきてくれます。
最近は子どもたちの食べる量もぐっと増え、年度の始めとは比べものにならないくらい たくさんお給食を食べてくれるようになりました。
空っぽになったお鍋がキッチンに戻ってくると やはりうれしい気持ちになります。
春といえば、出会いと別れの季節です。
寂しいですが ぞうぐみさんの卒園まで1カ月を切りました。
卒園までに ぞうぐみさんがやりたいこと、やってみたいことを話しあったところ
その中で「お買い物に行く」「クッキングをする」という提案が子どもたちから出ました。
それなら「自分たちでお買い物に行っておやつを作り、きりんぐみさんに振る舞おう」
ということになりました。
わたしもぞうぐみさんの会議に参加させてもらい、何を作るか一緒に考えました。
・子どもたちの手だけで簡単に作れるもの
・みんなが食べたことがあるもの
・レシピが分かりやすいもの
の3点をこっそり念頭に置いて 子どもたちにいくつか提案してみました。
候補は お団子、やきそば、お好み焼き、カップケーキ・・・などたくさん出てきましたが、
最終的に 保育園の絵本にもある「ばばばあちゃんの なんでもおこのみやき」を
参考に「お好み焼き」を作ることにしました。
この絵本は お好み焼きのレシピに沿って物語が進んでいきます。
そうと決まれば 必要な物を考えます。
絵本をじっくり見ながら、①買いに行くもの ②キッチンで借りるもの の2つに分けて紙に書いていきます。
①は ちえ先生(園長)にわたすお買い物リスト、②は キッチンの職員にわたす借りるものリストです。
お金の準備をお願いするのも、キッチンで器具の準備をお願いをするのも
もちろんぞうぐみさんが自分たちでやります。
あとは入念にレシピを確認して「うまく焼けるかな~」と手順をイメージトレーニング。
準備が整ったら いよいよお買い物とクッキングです!
日にちが決定すると より現実味が増して子どもたちの間に緊張感が漂いました・・・
当日までまだ少し時間があるため、何度か復習もかねて作り方を確認しようと思います。
ぞうぐみさん最後のクッキングは3月後半に行う予定です。
当日の様子はまた後日、このブログでお知らせしますね。
なつき