満月の日の梅仕事
夏のような
青空が広がっている日が
多かったのですが、
曇りや雨の日も増えてきて
ジメジメと蒸し暑い日が続き、
だんだん梅雨らしくなってきましたね。
こんにちは、
にじ組担任の勝崎です。
梅雨は
「梅が熟する頃に降る雨」
であることから、
“梅雨”と書かれるように
なったとも言われます。
この時期だけ、
スーパーなどに並べられてる青梅は
まさに旬を感じさせてくれますね。
はぐみのでは、
職員で毎年恒例になりつつある
梅仕事(梅干しづくり)をしました。
ゆうぎ室中に漂う
梅の優しい甘い香りに
「いい匂い…」と
みんなで幸せを感じました。
梅をひとつひとつ丁寧に洗って拭き、
傷つけないようにヘタを取り、
しっかり消毒した瓶に梅を入れ、
全部の梅にまんべんなくかかるよう
塩を入れ、
「美味しくできますように…」と
願いを込めて重石をのせて
塩漬けします。
それからは、瓶をのぞいては
どれくらい梅酢が増えたかを
確認するのが日課になっています。
なんだか子どもの成長を
見守る感覚と似ています。
次は、
梅雨明け後に天日干しをします。
それまで、愛情込めて塩漬けした梅を
見守っていきたいと思います。
梅干しをつけた帰りに
空を見上げると
綺麗な満月が見られました。
その日は、
“ストロベリームーン”と呼ばれる
満月でした。
アメリカの先住民は
6月がいちごの収穫時期であったことから、
6月の満月を
”ストロベリームーン”と呼ぶそうです。
梅干しをつけるのに
梅がちょうど良く熟す頃は
満月の日と重なることが
多いように感じます。
また、梅干しをつける
数日前は夏至の日でした。
植物、月、太陽…
自然のサイクルとお月様、
太陽の流れにつながりを感じた
満月の日でした。