こととも保育園もりやま

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大人も楽しい保育

こんにちは。
もも組(2歳児クラス)担任の
河合です。

9月も終わりに近づいてきましたが、
毎日暑い日がつづきますね。

この暑さの中、
かき氷パーティーを思い出してか、
かき氷機を積み木で作る
子どもの姿がありました。

 

 

プレス式の最新かき氷機のようで、
上からボタンを押しています。

こんなふうに思い思いに
積み木であそぶ姿が
見られるようになったのには、
あるきっかけがありました。

このブログでも
ご紹介していますが、
こととも保育園では
8月の終わりに、
かき氷パーティーがありました。

その後、この体験を
あそびの中でも楽しめたらと、
担任が試行錯誤しながら
積み木を使って、
チェーンリングの氷が落ちてくる
かき氷機を作ってみました。

 

 

ネフスピールとリグノという
積み木を組み合わせて
作ったのですが、
バランスが難しく、
子どもたちが触ると
すぐに崩れてしまい、
何度も大人が
必死になって作りました。

作っているうちに、
わたしたち大人も
どんどん楽しくなってきて、
ついつい夢中になってしまいました。

そんな大人の姿に
刺激を受けたのか、
すぐに積み木で真似をして
あそぶ子がいました。

 

 

自分で積み木の穴から
チェーンリングが落ちるように
積み木を組み立てています。

進級当初から保育室に
リグノやネフスピールの積み木は
置いてあったのですが、
子どもたちがあそぶ姿は
あまりありませんでした。

ところが、
今回わたしたち大人が
積み木でかき氷機を
作ろうとしたことが、
子どもたちへの刺激と
なったようでした。

かき氷機をきっかけに、
子どもたちが積み木で
いろいろな物を作ってあそぶ姿が
あちこちで見られるようになり、
小さな積み木ブームが起こりました。

 

 

2歳児クラスの子どもたちにとって、
“友だちと同じ”ということは
とても魅力的なことのようで、
友だちの姿を見て
「ぼくも」「わたしも」と
やってみたい意欲がかき立てられ、
さらに積み木が人気となりました。

 

 

子どもたちの発想はすばらしく、
自分たちでいろいろな物を
考えて作ることを楽しむ姿が
見られるようになってきました。

“友だちと同じ”が大好きな
2歳児クラスの子どもたちですが、
今回の積み木あそびブームは、
“大人の楽しそうな姿”が
きっかけとなりました。

大人が楽しいということが、
ひいては子どもの楽しいに
つながるということを、
今回の出来事は教えてくれました。

いろいろなところで
【保育の質】が語られる昨今ですが、
子どもが楽しいだけでなく、
“大人が楽しい”も、
【保育の質】にとって
大切な指標となるのかもしれないと感じました。

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