こととも保育園もりやま

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「できた」自信がいっぱい!

こんにちは。
2歳児もも組担任の岩尾です。

梅雨に入り、雨の日も多い中、
室内あそびでは
こんなあそびが繰り広げられています。

机いっぱいの大きな紙を広げて
オイルパステルを用意すると
「なになに?」と、
気になって集ってきたみんな。

そこで、オイルパステルを使って
自由に絵を描くと、
「みんなのお顔描いてるのー」
「色が混ざっていくー」
「手にも色がついた!!」と、
初めてのオイルパステルの感触に
いろいろな発見をした子どもたち。

「こっち向きでも描けるよ!」
先の方ではなく、
横向きにして転がすように描いたり、

「いっぱいついた!」と、
手についた色を擦って
紙に写してみたり、
初めての気付きがあり、
自分がしたいことに集中しています。

そんな中、
絵本「みんなのおねがい」を読み合いました。

もうすぐ七夕の日。

「七夕ってなんだろう?」
七夕の由来やお願いごとについて
触れました。

「もうママとお願いごと書いたよ」
「笹飾りつくりたいな」
と、話が弾みます。

「たなばたさま」の歌を
大人が歌っていると、
一緒に歌おうとする子どもたち。

普段、わらべうたをみんなで
歌っていることもあり、
歌が大好きで、すぐに覚え、
自然と体を横に揺らしながら
リズムをとっています。

そして、
絵本にも出てきた、笹飾りを見て
「一緒だ!」と描きたくなり、
オイルパステルで色画用紙に
自由に絵を描き始めました。

その絵をお星様の形に型どると、
「流れ星にしたいな」 
 (読み合っている絵本の中の
  流れ星を覚えていました。)
そんな声もあり、
カラーテープを用意しました。

色とりどりのカラフルな
テープに目を引かれ、
わしゃわしゃっと両手でかきあげて
上に飛ばしてみたり、
虹のトンネルをくぐってみたり。

そのカラーテープを
大人が割いてみると、
「あ!破れた…」
「どうやってやるんだろう?」
「やりたーい!」と
大人がやっている様子を見て
真似してやってみました。

これもまた初めての体験。
細かい指の使い方に真剣!

「できたー!!」
「ワニみたいに広がったよ!」

1回できると自信がついて
どんどん自分で割いていきました。

テープが割けて大きく広がる様子を見て、
ワニの口に見立てていたんですね。

あそびの中で想像力も豊かに育っています。

自分が割いたテープと
キラキラ星が合体すると、
「流れ星」が完成!

できた時の満面の笑み。
びゅーんとお空に向かって
流れ星を一緒に飛ばして
お部屋の高いところに飾りました。

お母さんがお迎えに来た時には、
一目散に
「今日流れ星つくったんだよ!
 みてみて!」と
嬉しそうに教えてあげる姿が。

あそびの中で
いろんな素材に興味を持ち、
指先の機能を使い、
できることが増えていくと
どんどん自信がついてきています。

それが生活の中で
食事や衣類の着脱、排泄など、
自分の身の回りのことを
自分でしようとする意欲につながって
「やってみよう!」「できた!」が
いっぱいの子どもたちです。

そんなみんなのおうちの方との
素敵な願い事、
かなうといいですね。

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