あかね組のブーム

こんにちは。
3歳児あかね組担任の稲垣です。

朝は肌寒い日が増え、
木々や草花、虫たちも秋に移り、
バッタやトンボを追いかけている
あかね組さんです。

さて、4月から女の子を中心に、
おままごとをしている姿が
よく見られました。

そんな中、
「もっと、いろいろなお料理作りたい！」との声。

そこで、ままごとをもっと集中して遊べるように
模様替えをし、
冷蔵庫には食材も増やしました！

すると、
今までやっていた子たちはもちろん、
今まではしていなかった男の子も
ままごとに興味が出てきました。

男の子たちの作る料理はワイルドで、
“カブトムシケーキ”や
“バッタのおすし”などなど、
虫好きのあかねさんならではの料理が
次々と誕生していきました。

そして、毎日
ミキちゃんやマーくんのお世話をしている
女の子たちは、
本当のあかちゃんのように優しく抱き、
語りかけ、丁寧にご飯をあげていて、
その表情がとっても微笑ましいです。

ままごと遊びは
その空間の設定を子ども自身が考えることから、
想像力が豊かになったり、
複数人での遊びならではの衝突や、
葛藤があります。
そこから我慢することや
相手の気持ちを考られるようになるなど、
育ちにとても良い影響を与えてくれます。

そして、あかね組は
幼児になって初めて参加する
運動会に向けて
万国旗を作りました。

まずは
「国旗ってなんだろう」から始まり、
いろいろな国のことを図鑑で見て、
気になった
中国の”万里の長城”を
積み木で作ったりしながら、
徐々に国旗への関心を深めていきました。

子どもたちが選び作った万国旗は
なかなか思い通りに塗れず、
苦戦しながらも満足いくまで
塗り続けた自信作です！

あかね組が主役の
“元気いっぱいよーいドン！”では
大好きなるり組のバディーのお友達に
タッチしてゴールします！
緊張の中、
お兄さんお姉さんとタッチする時の
ほっとした顔、
必死に腕を振り走る姿がとてもかわいいです。

リハーサル中は
るり、やまぶき組のリレーや
大玉転がしを真剣に応援する姿や
「すごいね〜」と
お友だち同士で言い合う姿が
多く見られました。

異年齢の関わりを通して
憧れを抱き、
「やってみたい！」がどんどん増え、
いろいろなことに挑戦していける子に
なっていって欲しいと思います。