こととも保育園もりやま

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いいところ み―つけた!

年が明け、あっという間に
2月も終わりに近づきました。

時の流れと、
子どもの成長の早さは
驚くほど早いものですね。

こんにちは、
フリー保育士の原です。

るり組の運動会のパラバルーン、
”大きくなったねの会”の大太鼓を見て、
「かっこいいな」
「やってみたいな」と
やまぶき組は”憧れ”を持っています。

…と、園だよりや
ドキュメンテーションなどで
ご覧いただいていると思います。

行事の時だけではなく、
日々一緒にあそび、
食事を摂ったりといった生活の中でも、
るり組の姿を見て、
「上手に○○できるようになりたいな」という
思いがあふれ、
やってみよう、頑張ってみよう…
という姿が見られることが
多くなってきたように思います。

園庭で遊んでいると…
「縄跳び、持ってきまーす!」と持ってきて、
“大繩の中で縄跳び”にチャレンジしている
やまぶき組の子がいました。

少し前までは、
一人跳びを練習していたのに…。

「るりさんを見てるからね~♪」と担任。
うれしそうに話をしてくれました。

「るりさんが頑張ってる姿を
見てるから、やまぶきも頑張ってるよ~♪」

室内あそびでは
ラキューやカードゲームなどなど…。
「できない」とあきらめていたのが
「手伝って」になり、
そして「教えて」に…。
見よう見まねで技?を習得する子もいます。

この”憧れ”はあかね組でも…。
朝の合同保育の時に、
るり・やまぶき組の保育室で過ごすのですが、
るり組の子に絵本を
読んでもらっていることがあります。

あかね組の部屋で、
その読んでもらったうれしい気持ちを、
今度は友だちにしてあげているのです。
こういう気持ちも”憧れ”から
来ているもの…ですね。

そういった”憧れ”を持ち、
最年長になったるり組さん。
今は友だちを”尊敬”する
気持ちが芽生えました。

近隣の保育園とのドッジボール大会。
「○○くん強いんだよ」
「投げるの上手だよ」と
他の保育園の子に自慢?していたそうです(笑)

るりタイムでドッジボールを
楽しんでいる時から
「○○くんがいるから勝てる!」と
信頼されている子なのです。

また、おせち料理の製作中。
(季節がずれていてすみません)

「○○ちゃんがいたら
もっといろんなことを考えてくれるのに…」

年始でいつもアイデアを出してくれる子が
お休みだったのです。
絵本を見たり、
保育士に聞いたりしながら作っていたのですが、
物足りなく感じたようです。

「るりさん達、すごいんですよ。
この子がいたらもっとすごいことができるって、
お互いがお互いをリスペクトしてるんです!
ひがんだりして足の引っ張り合いを
しないんですよ!
ほんとーーーにすごいんです!」

製作をしている時の様子を
伝えた時の担任の言葉です。

 

保育園にはこま名人、虫取り名人、
ドッジボールの達人。
そしてラキュー、お絵かき、おりがみ…。
たくさんの名人や達人がいます。

その中でも、
”友だちのいいところを見つける達人”が
いるということは、
植物に例えると、
土台となる根っこの部分が育ち、
自分で大地にしっかり根を張り、
養分をたっぷり吸収して、
自身を育てていく力が発揮されるのを
促してくれる存在がいる…と、
言えるのではないでしょうか。

改めて、
愛着関係を築き、自己肯定感が育まれるよう、
一人一人、丁寧に関わることの
大切さを実感しました。

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