こととも保育園もりやま

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いつも、いつでも、見守られている安心感

優しく暖かい日の光の中で、
子どもたちの笑い声が
今日も聞こえてきます。

こんにちは。
0歳児もえぎぐみの原です。

今回は乳児クラスのことを
書きたいと思います。

新しい環境に戸惑いを見せ、
涙が出てしまう子どもたちでしたが、
お友だちが「いっしょにあそぼう」と
手をつないでくれたり、
泣き顔に「いないいないばあっ!」と
笑顔になるのを誘ったりして、
穏やかに過ごせるようになってきました。

 

こととも保育園しかやまでは、
食事やおむつ替え等を
担当保育士が行います。

第2の家庭である保育園で、
子どもたちが安心して
生活を送ることができるよう、
子どもたちとの愛着関係を
築いていくのに
大切なことの一つとして
考えているからです。

ある日、こんなことがありました。
もえぎ・あさぎ組の
朝の受け入れはあさぎ組です。

あさぎ組のAくんが
保育室に入ってきて、
パーテーションから
お部屋をのぞきました。

「おはよう!」と声をかけると
「あれ?」と一瞬
不思議そうな顔をしました。

しかし、その後は
お茶碗とスプーンを持って来て
「どうぞ」と
おままごとをして遊んだり、
「あれ!」と指差し、
絵本を取ると膝の上に来て
絵本を読んだりして過ごしました。

しばらくして、
あさぎ組の担任(担当保育士)が
部屋に入ってくると、
とても嬉しそうな表情に変わり、
近づいて「おはよう」の
挨拶するかのように
ギューっとハグをしました。

Aくんと担当保育士の信頼、
愛着関係がきちんと
作られているからこそ、
担当保育士が来たことへの
安心感を持てたのですね。

そして、その保育士と私が
普段コミュニケーションを
取っているのを見て、
Aくんの大好きな人(担当)と
仲良くしてる人(私)。

だから、
一緒に遊んでいても大丈夫…と、
担当がいなくても
過ごすことができるのだな
と思いました。

自分が愛されていると感じ、
いつも、いつでも、
見守られている安心感を持つことで、
自分に自信をもち、
自らこんなことをやってみよう…と
挑戦する力がついていくことは、
担当保育ならでは!だと思います。

 

もも組のBちゃんは、
進級したばかりで
涙が出てしまいます。

いつもと違うお部屋は
子どもにとって
とても不安なのです。

新しい担当保育士は
以前からBちゃんと
コミュニケーションをとっていました。

でも、ふと、お家のことや
前担当保育士を思い出すと
悲しくなってしまうのです。

しかし、Bちゃんとパズルをして
楽しんだり絵本を読んだり、
食事の時にエプロンをかける場所、
顔・口拭きの場所など、
Bちゃんにわかりやすいよう声を掛け、
気持ちに寄り添い見守っていく中で、
新しい担当保育士と
少しずつ心がつながっていき、
徐々にですが、
遊びはもちろん、食事も楽しく
できるようになってきました。

食事前の顔・口拭きの時の
「お口拭くよー」の声掛けに、
「拭いて」と口を出す姿が
とても可愛らしく、
これから、もっともっと
仲良くなっていくのだと思います。

この育児担当保育で
子どもたちと楽しく遊んで、
楽しく食事して、
一日一日を大切に、
子どもたちにとって
第2の家庭であるよう
穏やかに過ごしていきたいと思います。

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