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お月見団子づくり
こんにちは。栄養士の田代です。
少しずつ暑さも和らぎ秋の訪れを感じるようになりましたね。
秋が近づくにつれて、毎年楽しみにしている行事がやってきます。
今年は9月10日・・・お月見です!
こととも保育園では毎年、お月見に合わせて子どもたちとお団子作りをしています。
今年もぱんだ、ぞう・きりん組では「お月見団子作り」を行いました!
まずは「お月見って何をするの?」と子どもたちに聞いてみることにしました。
すると・・・「お団子を食べる日!」「お月様見る日!」など子どもたちそれぞれにとってのお月見について教えてくれます。年に1度しかない行事でも、子どもたちはちゃんと知っています。
そして、話をしているうちに ある疑問が浮かんできました。
「どうして月を見るの?」「どうしてお団子を食べるの?」
新しい疑問を解決すべく、お月見にまつわるお話をしました。
きれいで まん丸のお月様を見ながら、「おいしい食べ物をたくさん作ってくれてありがとう!」と神様に感謝をする日なんだよ。
きれいなお月様にそっくりなまん丸のお団子と、おいしい秋の食材を神様にプレゼントします。
子どもたちは「神様にありがとうのプレゼントを作るんだね!」と、
解決したようで一安心です。
そして、いよいよ お月様にそっくりなお団子を作ります!
手をピカピカに洗って消毒もばっちり◎
思い思いに生地をつかんで形を作ります。
すると・・・たくさんの芸術作品が生まれました。
日頃の粘土あそびのおかげか、ハート形や四角いお団子、きのこや飛行機など
素敵なオリジナル団子ができました。
今回は、きな粉とみたらしのタレをキッチンで作り、好きな味付けで食べてもらいました。
茹で上がったお団子をよ~~く観察。芸術作品たちが眠っています。
みんな宝探しのように楽しみながらお団子を食べていましたよ。
玄関に飾られたお団子やススキを見た小さい子が「なにこれ~?」というと、隣で「神様へのプレゼントだよ!」とさっそく教えてあげている子がいました。
お月見の由来や意味は難しくても、「お団子を食べる日」ということだけでも覚えていてくれると嬉しいです。
子どもたちが大きくなってから、ふとした時に“保育園でこんなことやったな~”と
思い出してもらえるような食育ができたらいいなと思います。
なつき