こととも保育園もりやま

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たこたこあがれ〜

こんにちは、
3歳児あかね組担任の森脇です。

新しい年を迎え、2023年も
元気いっぱいにスタートした
あかねぐみ。
冬の寒さにも負けず、
毎日元気いっぱいに過ごしています。

先日、お正月あそびの一つ
「凧揚げ」をしに公園へ行きました。
その時の子どもたちの様子を
ご紹介したいと思います。

 

一人ひとつずつある自分の凧に
早く絵を描きたい子どもたち。

なんの絵を描こうかな?
今年はうさぎ年だから、
うさぎの絵にしよう!

お菓子やごはんをいっぱい食べたいから、
好きな食べ物の絵を描こう!と
一人ひとりが好きなものを描きました。

以前は描きたいものが見つかると、
「〇〇かいて」「どうやって描くの?」と
保育者に描いてもらったり、
真似て描いたりしていた子どもたち。

しかし、この1年で自分の思っていること、
描きたいことなど
頭に思い描いていることを
絵で表現できるようになってきたことを感じます。

 

 

また、今回はじめて使うマジックも嬉しく、
「終わったらフタするんだよ」
「手とか服とかに描いたらとれなくなるんだよ」と
約束事を保育者や友だちと確認しながら
楽しんでいました。

そして、
一人ひとりの思いが描かれた凧が完成!
早速出来上がった凧を
早く揚げに行きたい子どもたち(笑)

「いつ凧揚げするの?」
「今日凧揚げする?」と待ちきれない!

 

そして、待ちに待った凧揚げの日!
公園へ張り切って出発です。

道中も「凧揚げ楽しみだね」
「みんなも一緒にとばされちゃったらどうする?」と
楽しみがどんどん膨らんでいく子どもたち。

凧揚げをする前のお話も真剣に聞き入ります。

「どうしたら凧揚がるかな?」と
聞いてみると、
「走るー!早くいっぱい走るー!」
「こうやって手を揚げるー!」と
子どもたちの言う通りに
手を揚げて走ってみると、
凧が揚がったー!
「おおーすごーい!揚がってるー!」と
歓声が上がっていました(笑)

 

みんなもやってみよう!
自分の凧を手に持ち、一斉に走り出すと
「見て見てー!」「揚がったよー!」と
あちこちから嬉しそうな声がたくさん。
この日は天気も良く、
風が強くて凧がよく揚がりました。

 

 

凧が揚がるのが嬉しくて
走り続ける子どもたち(笑)

疲れてくると凧と一緒に
芝生で座って休憩したり、
お茶を飲んで気合を入れなおしたりして
また走り、
「たこたこあがれ〜」と歌いながら
走って走って夢中で走る
子どもたちでした。

 

すると、
「見て〜走らなくても揚がってる〜」
「座っててもできるよ〜」と言う声が!

風が吹くと走らなくても
凧が揚がるのに気付きました!
その声を聞いて、
走らなくてもいいじゃんといった様子で
立ち止まったり、
石垣に座ったりしながら
凧揚げを楽しんでいました(笑)

 

 

昔からのあそびを知り、
お正月のあそびを楽しんだ子どもたちは、
ただ走るだけでなく、
どうしたら凧が揚がるのか工夫したり、
どうしたら友だちとぶつからずに
走れるかを考えたりしていました。

そして、自然の中で風を身体に受けて、
頭で考えて工夫して凧が揚がる楽しさを
十分に味わいました。

こうして“あぁ楽しい!”と心をしっかり動かし、
さまざまな経験を積むことによって、
“人生は楽しい”を知ると、
将来つらい経験をした時にも
ちゃんと乗り越えられるそうです。

これからも、
季節ならではの行事や体験を大切にしながら
子どもたちとおもいっきり
楽しんで過ごしたいと思います。

子どもたちの凧が無事に揚がったので、
今年もあかねぐみの子どもたちが
健やかに成長すること間違いなしですね!

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