こととも保育園もりやま

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ちいさなおかしやさん

どんぐりやまつぼっくり、
落ち葉集めに夢中の子どもたち。

すっかり秋も深まり、
少しずつ冬の訪れを
感じる頃となりました。

こんにちは。
3歳児あかね組担任の
島﨑愛莉です。

あかね組では
絵本「からすのおかしやさん」を
読みあってきました。

色とりどりのクッキーや、
食べたくなってしまうようなケーキ、
和菓子がたくさん出てくる
「からすのおかしやさん」。

子どもたちが
「おいしそう!」
「わたしもつくってみたい!」と
話していたので
「何で作ったらいいかな?」と
みんなで意見を出し合いました。

“形が自分で作れて、壊れないもの”を
選ぼうと子どもたちと一緒に考え、
今回は紙粘土を使いました。

クラスにはからすが作ったお菓子や
ケーキのメニューを貼って、
それを見ながら
“どんなおかしにしようかな~”と
自分のなかで
イメージを膨らませていました。

星形のビーズやさまざまな形の型抜き、
ロリポップスティックなど
具材・形・お菓子の種類を
自分で考えて作っていました。

どれを見ても
ひとりひとりの想いがたっぷり入り、
とてもすてきなお菓子が完成。

そして、作ったお菓子を並べて
おかしやさんごっこに発展しました。

エプロンと帽子を身にまとい、
店員さんになりきる子どもたち。

「いらっしゃいませ~」の
言葉を合図に
【ちいさなおかしやさん】の開店です。

「たべるところはどこー?」と
買ったお菓子を食べるために
イートコーナーも作りました。

「このおかしおいしいですねー」
「のどがかわいたので
 のみものをください」と
会話がはずみ、
それを聞いた店員さんは
急いでドリンクバーを設置してくれました。

また、子どもたちは
大人が買い物をするところをよく見ていて、
お金を渡すことのほかに
レジにカードを通す仕草もしていました。

そのため、
お金とポイントカードを作って導入し、
より本格的なおかしやさんごっこに
発展しています。

あそびと生活は結びついていて、
友だちと一緒に
ごっこあそびを楽しむ中で、
食べ終わった子は
店員さんと役割を交代して
順番を守るなど、
お互いに大いに刺激し合っています。

こうした子どもたちの発想で
絵本の世界が広がっていき、
自分たちの世界で
あそびが発展させていけるよう
環境を整えていきたいと思います。

絵本を読んでから、
散歩先などでカラスを見ると
「このきにあたらしい
 おみせをだすのかな?」
「つぎはどんなおかしを
 つくるんだろう」と
想像が広がっています。

子どもたちの発想に耳を傾け、
これからのあそびに
つなげていきたいです。

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