こととも保育園もりやま

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みんな3歳!

こんにちは。
もも組(2歳児クラス)担任の河合です。

今年度も残すところあと少しとなりました。
もも組の子どもたちは
3月はじめに行った誕生会で、
クラス全員が
めでたく3歳になりました。

みんな大きくなりました!

こととも保育園しかやまでは
誕生会を月ごとにまとめて行うのではなく、
一人ひとりの誕生日に、
クラスでお祝いをしています。

それは1年に1度だけの大切な誕生日を
その子のために心を込めて祝福したいからです。

誕生会では歌のプレゼントをしたり、
手作りの誕生カードを渡したり、
誕生日を迎えた友だちへ
インタビューをしたりして、
最後に記念写真を撮っています。

3月のはじめに行われた
クラス懇談会に合わせて、
これまで行ってきた誕生会の記念写真を
貼りだしました。
およそ1年前になる4月の誕生会の写真を見ると、
今よりも幼く、かわいらしい表情の
子どもたちが映っていました。

インタビューでは
はじめに保育者が質問をします。
保育者が「好きな動物は何ですか?」などと
質問をするのを聞いて、
子どもたちも真似をして質問するようになりました。

しかし、はじめの頃は質問にならず、
「○○ちゃんは、ぞう」などと、
誕生児でない子も自分のことを話し始めたり、
同じことをまた質問したりすることが
多くありました。

中には、
「好きなみかん?」などという、
答えることが難しいような、
子どもならではの質問が
飛び出したりしていました。

印象的だったのは
「好きなチキンは?」という質問でした。
この難問にどう答えるのかと
固唾をのんで見守っていると、
「ポテト」と答えが返ってきました。

「チキン」と聞いて
「フライドチキン」を連想したその子は、
フライドつながりで「(フライド)ポテト」と
答えてくれたのでした。

つたないながらも、
自分なりに一生懸命考えて、
質問したり答えたりする姿が
とても微笑ましかったです。

そんな難問奇問が飛び出す
インタビューの時間でしたが、
回を重ねるごとに、
子どもたちが上手に質問をするように
なっていきました。

2月の誕生会では
「好きな乗り物は何ですか?」や
「好きな妖怪は何ですか?」などと、
自分たちが大好きな乗り物や妖怪のことを、
とても上手に質問していました。

そんな中、
「好きなウインナーは何ですか?」
という質問が出ると、
子どもたちはひっくり返って大笑いをしました。

それが、他の質問と違って
面白いということがわかったから
こその笑いでした。

そこで笑いのツボを得た子どもたちは、
「好きなご飯は何ですか?」という質問に、
「牛乳」という答えが返ってくると、
「牛乳かーい!」とツッコミを入れて、
みんなで椅子から転がり落ちて大笑い。

保育者が「他に質問ある人?」と聞くと、
すぐに椅子に戻って座ります。

その姿は、まるで
吉本新喜劇さながらでした(笑)。
お笑い劇のように楽しい誕生会でした。

このように1年の誕生会を振り返ると、
子どもたちが自分の話だけでなく、
友だちへ質問することが
できるようになったり、
友だちの話を聞いたりすることも
できるようになってきている
ことがわかります。

さらに、
友だちと一緒に笑いを共有する姿も
見られるようになり、
友だちと一緒に生活する楽しさを
味わっていることがわかります。

みんなで3歳を迎え、
もうすぐ幼児クラスに進級です。

きっと、また笑いの絶えない生活が
待っていることでしょうね。
楽しみです。

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