こととも保育園もりやま

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生きる力

こんにちは。
園長の金石です。

保育園の3月は進級・進学への
ワクワクやドキドキが
いろいろなクラスから伝わってきます。

もも組も園庭で一緒に遊んでいた
お兄さん・お姉さん達と
4月からは一緒に過ごすようになります。

今週から保育室へ遊びに行き、
初めて見るおもちゃに
目をキラキラさせています。

また、あかね組の子ども達も
自分たちよりも小さい子という想いからか
エスコートして、
「これはね」と教えてあげています。

 

小学校へ入学のるり組も先月、
近隣の小学校へ行き、
授業を見せていただきました。

行くまでは
「ほいくえんにずっといたいな」と
不安がる子ども達もいました。

教室の中に入る前の集中力、知的好奇心が
背中からでている感じがします。

実際の授業姿を観て、
自分も手をあげて応えそうな勢いの
るり組の子ども達でした。

子ども達にはこの先まだまだ
多くの出会いと経験が待っていると思います。

保育園で過ごす1年1年の遊びと
生活を通した中で、
「生きる力」につながっていき、
たくましく育ってほしいと願っています。

「他者と良い関係を結ぶ力」
「様々なことに興味や関心を持ちチャレンジする力」
「自らの力で物事を解決しようとする力」
「ルールを理解し守る力」を身につけて
異年齢合同保育という中で
社会性や年少児を思いやる
優しい心も育ってきました。

るり組は
「いえをつくりたい!」
「そこでごはんやおやつをたべたい!」
という夢を話していました。

円筒を作るよりも城壁のような状態は
後ろに壁があるところはいいのですが、
壁などがないと、
きちんと積んでいかないと倒壊しやすく、
今回も何度か「ガッシャーン」の音に
振り返ると崩れているということがありました。

あきめずに積み通して、
卒園間際の今週、数名ずつですが、
おやつや食事時に積み木のおうちの中で
楽しむという夢がかないました。

 

今後の人生において、
いいことばかりではなく、
挫折も味わうでしょう。

「挫折」は達成できなかったけれど、
未来への糧にできる貴重な経験です。

「挫折した」という感情は、
前向きに努力したからこそ
込み上げてくる思いです。

「挫折」を取り除く人生ではなく、
「挫折」にぶつかって乗り越え、
砕けてもはい上がれる
「生きる力」の根っこをつけて
保育園から送り出してあげたいと思います。

 

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