こととも保育園もりやま

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るりぐみさん ありがとう

こんにちは。
4歳児担任の森脇です。

季節はめぐり、あっという間に
進級、卒園の季節を迎えました。

るりぐみさんに
”おめでとう”の気持ちとともに、
”ありがとう”の気持ちも伝えたいと思います。

園庭はクラスの友だちだけでなく、
全クラスの子どもたちが顔を合わせたり、
あそんだりと交流ができる場所。

その園庭で先日、
5歳児るりぐみさんのおわかれ会が行われました。

この1年間、るりぐみさんの姿を
一番近くで見てきた4歳児やまぶきぐみさんが
るりぐみさんに
“今までありがとう”
“喜んでもらいたい”という思いから、
コツコツと準備を進めてきました。

「おわかれ会がんばるぞ!えいえいおー!」と
やまぶきぐみさんの思いにも力が入ります。

いよいよ、おわかれ会がスタート!

全クラスの子どもたちでつくった花道を
14名のるりぐみさん、
そして一緒に過ごしてきた仲間の
ほしちゃん、いるかくんとともに歩いて行きます。

その表情から、恥ずかしさだけでなく、
うれしさも感じることができました。

はじめに、
「おおきくなったねの会」で披露した
ツバメダンスをみんなで踊ろう!

曲が流れると、
幼児クラスの子どもたちを中心に踊り、
最初は見ているだけだった
乳児クラスの子どもたちも踊り始めました。

乳児クラスの子どもたちが楽しむ姿に、
るりぐみさんが遠い存在なのではなく、
身近に感じているからこそ、
クラスの垣根を越えて
一緒に楽しむことができたのだと感じました。

これまで園庭であそび、
楽しんできたゲームも一緒に楽しみました。

その中でも、るりぐみさんは
年下児にペースを合わせたり、
気にかけて優しい言葉をかけたりと
思いやりのある姿をたくさん見せてくれました。

それは簡単にできることではなく、
この長い年月でるりぐみさんが築いてきたもの。

言葉がけのひとつでも、
どんな言葉をかけたら喜んでくれるかなと
相手のことを考えているのが伝わってきます。

その姿や関わりに少しずつ安心し、
笑顔を見せてくれたり、
年下児の方から名前を呼んでくれたりと
心を開いてくれ、
関係ができてきたからこそ、
今の姿があるのだと感じました。

 

「るりぐみさん、
たくさん笑顔を向けてくれてありがとう」

「優しい言葉をかけてくれてありがとう」

「一緒にあそんでくれてありがとう」

 

 

そして、やまぶきぐみさんは
運動会でるりぐみさんと力を合わせたリレー、
るりぐみさんが大好きなドッジボールであそび、
るりVSやまぶきの対決をしました。

どちらも真剣勝負!
だからこそ、勝ってうれしい。
負けて悔しいを感じることができます。

結果は圧倒的な速さ、強さを見せてくれた
るりぐみさんの勝利でしたが、
結果よりも大切にしたい
子どもたちの思いがありました。

負けた悔しさ、勝ちたいという思いから
涙を流すやまぶきさん。

その思いはるりぐみさんが教えてくれたものでした。

これまでは勝ちたいという熱い思いを抱く
るりぐみさんの思いに、
ついていくだけだったやまぶきさんでしたが、
もうそうではないのだと、
自分たちの中にも熱い思いがあるのだと
感じることができました。

「るりぐみさん、
悔しい気持ちを教えてくれてありがとう」

「チャレンジする楽しさを
教えてくれてありがとう」

「たくさんぶつかって、
大きく成長させてくれてありがとう」

 

 

最後はお互いにありがとうの気持ちを込めて
サプライズプレゼント交換をしました。

4月から別々の場所で過ごす
やまぶきぐみさんとるりぐみさん。
それでもどこか遠くにいてもずっと友だち。

一緒に過ごしてきたかけがえのない時間を忘れず、
また新たに始まる1年を過ごして
大きくなってほしいと思います。

 

るりぐみさんに言いたい
”ありがとう”の気持ちがいっぱい。

でも、そのありがとうの分だけ、
るりぐみさんが全クラスの子どもたちに
関わってくれていたのだと思います。

そして大きな存在になっていたのだと思います。

「るりぐみさん、ありがとう」

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